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【Shooto】南出も欠場、脱水症状で安静に。代役は韓国のキム・ヨンハン

Oppenent【写真】代役の代役として大阪で前田と戦うキム・ヨンハン (C)SUSTAIN

23日(金)、サステインより25日(日)に大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で行われるプロ修斗公式戦で前田吉朗と戦う予定だった南出剛が減量に伴う体調不良で、欠場に。前田は代役のキム・ヨンハンと対戦することが発表された。


もともと前田は田丸匠と対戦するはずだったが、交通事故でヒザを負傷し17日に南出の代役出場がアナウンスされていた。しかし、その南出も急なオファーで減量中に極度の脱水症状を起こし、昨日より5日間の安静が必要となりドクターストップに。

前田は柔術ベースながら、打撃も使いこなす26歳の韓国人ファイターと戦うこととなった。それにしても田丸に続き、南出も欠場とは残念な事態だ。しかし、急なオファーを受け減量に励んでいた南出は、2度も病院に搬送されるような状況だったとのこと。

南出の欠場について所属する創道塾の櫻井裕一郎代表に尋ねると、以下のような状況だったことが分かった。

サステインから人を介してオファーがあったのは14日。試合まで10日あり、その時点で南出の体重は66キロ、約10キロの減量が必要でロードワーク、ミット打ち、食事制限、水分制限に即、取り掛かった。

この水分制限がいかほどなものか把握できていないが、南出は今週の月曜日に一度、全身に痺れを感じたと口にした後に倒れ、救急車で搬送され点滴を打って帰宅。当然、この時点でまた体重は戻り、体が水分を作るようになったことが想像できる。

医師からは「これ以上の減量は危険だ」と診断は受けていたが、再び減量に取り組んだ南出は、水曜日の午後に道場で意識を失い再び、救急車で病院に向かうこととなった。櫻井代表からは以下のようなお詫びの言葉がMMAPLANETに寄せられた。

櫻井裕一郎代表
「この度は南出の欠場により、サステインの坂本代表を初め関係者の方々、前田選手、そしてファンの皆さんにご迷惑をお掛けしたことお詫び申し上げます。

南出本人も試合をしたく減量ができるという気持ちも強かったこともあり、月曜日の時点で『最後までやりぬく』という彼の意志を尊重した結果、彼に無理をさせてしまったと反省しています。オファーを受けた時点、そして途中経過を見てキャッチウェイト戦の可能性を探るなどしていれば、前田選手やサステインさんにかけるご迷惑が軽減していたかもしれません。

この事態を重く見て、私もしっかりと反省し、今後はこのようなことが二度とないよう肝に銘じます。本当にこの度は選手を危険な目に合わせ、プロモーション関係の方々、前田選手並びに陣営の皆さまにご迷惑をお掛けしたこと、改めて深くお詫び申し上げます」

■ プロ修斗公式戦 対戦カード

<フライ級/5分3R>
オニボウズ(日本)
覇彌斗(日本)

<フェザー級/5分3R>
タクミ(日本)
青井人(日本)

<フライ級/5分3R>
前田吉朗(日本)
キム・ヨンハン(韓国)

<フライ級/5分3R>
萩原幸太郎(日本)
福田龍彌(日本)

<ストロー級/5分3R>
ニシダ☆ショー(日本)
マッチョ“ザ”バタフライ(日本)

<フェザー級/5分3R>
武田飛翔(日本)
高野明(日本)

<バンタム/5分3R>
エダ“塾長”こうすけ(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)

<インフィニティリーグ2017フェザー級/5分2R>
山本健斗デリカット(日本)
TOMA(日本)

<バンタム級/5分2R>
中本 龍平(日本)
土肥“聖帝”潤(日本)

<ストロー級/5分2R>
小堀貴広(日本)
小巻洋平(日本)

<女子アトム級/5分2R>
檜山美樹子(日本)
佐藤絵実(日本)

<2017年度新人王決定トーナメント2回戦バンタム級/5分2R>
ピットブルタカシ(日本)
山城翔(日本)

<キッズ修斗33キロ契約/3分1R>
島田太陽(日本)
澤田孝希(日本)

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