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【Pancrase287】強敵ノヴァスと女子ストロー級王座を争う朱里 「ベルト奪取で夢のUFCに近づく」

Syuri【写真】強敵相手にも淡々と、その印象を語った朱里(C) Pancrase

17日(火)、東京都港区のボス・ジムで28日(日)に東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase287において、キンバリー・ノヴァスとストロー級クィーン・オブ・パンクラス・タイトルマッチ(QOPT)を行う朱里の公開練習が行われた。
Special Thanks to Mr.Yasushi Sakamoto & Mr.Ryoji Yoshida

キャリア最強の相手とベルトを賭けて戦う、朱里。その意気込みと、意気込みの要因となっている今後の目標についてだ彼女は何を語ったか(要約)。


──ベルトが掛かった試合、これまでと気持ちの入り方は違いますか。

「一戦一戦、気合を入れてきてはいるんですけど、パンクラスのベルトを絶対に巻くという気持ちで練習もコンディションも全て素晴らしいモノにして当日を迎えたいと思っています」

──5R戦になります。

「5分×5Rは初めてですけど、5RあることでKOとか一本を狙いやすくなるんじゃないかと思っています。そこも狙っていきたいです」

──キンバリー・ノヴァスの印象を教えてください。

「ガツガツ来る選手ですね。ヨアナ・イェンジェチック選手としたジェシカ・アンドレジ選手に勝っている……しかも9勝2敗という強敵なので。この選手に勝ってパンクラスのベルトを巻いたら、夢のUFCに近付けるんじゃないかなという期待も自分のなかにあるので、絶対にベルトを勝ち取りたいです。

パンクラスは昔からある団体で、レベルも凄く高い。そこのベルトを巻くことで、世界からも注目される選手になれるんじゃないかという期待があります。そして朱里=パンクラスのチャンピオンというイメージを創り上げていきたいです。キックとMMAのベルトを巻く、これまであまり人が成し遂げてきていないことを自分は成し遂げたいです。プロレス、立ち技でチャンピオンになり、MMAに挑戦してそこでも最強になりたいです」

──相手は日本でも試合をしていますが、その試合は見られましたか。

「動画サイトに挙がっている試合はチェックしています。立っている時もガンガン打って来る選手なのかなと。それと腰が重くて、寝技もできる選手だという印象を持ちました」

──攻略方法ではないですが、どのような戦い方をしようと思っていますか。

「打撃でチャンピオンになっているので、違いを見せたいという気持ちはあります」

──テイクダウンされた後のガードワークがかなり上手な選手です。これまでの対戦相手とはレベルが違うという見方もできます。何か特別な対策は練ってきていますか。

「上手いですねぇ!! テイクダウンディフェンスも上手いですし、全ての技術を上げる……そこに特化したのではなくて、全てを上げる練習をしています。今回が終わりではないので、パンクラスのベルトを巻いた後も……UFCに上がりたいので全体的にレベルアップを目指した練習をしています。UFCは凄いレベルですし、ヨアナ選手といずれ試合をしたいという気持ちでいます」

Syuri Sparring──ガツガツ来る打撃、いわゆるMMAの打撃の距離ではなくて中間距離になる可能性も高いかと思われます。

「危ない場面も凄くあると思いますが、自分も狙える部分も多くなると思うので、激しい試合になると思います。打撃もさらにレベルアップしていると思うので、そこを今回の試合では見せられるんじゃないでしょうか」

──打撃のレベルアップとは具体的に?

「そこは当日に見てほしいです」

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