【Shooto】征矢貴と対戦、清水清隆 「TRIBEスタイルでMMAをやれば大丈夫」
【写真】3月のKO勝ちに続き、連戦といって良いインターバルで征矢と対戦する清水 (C)SUSTAIN
12日(金)に東京都文京区の後楽園ホールでプロ修斗公式戦を行うサステインから、当大会で組まれたフライ級の一戦、征矢貴×清水清隆、両者のインタビューが届いた。
征矢の意気込に続き、常に背水の陣の心境が伝わってくる清水の言葉を。
――3月の大里洋志戦では見事なKO勝利でしたが、あの試合を振り返ってもらえますか。
「結果は良かったんですけど、そこまでのプロセスはあまり良くなかったかなと思います。手放しで喜べる試合ではなかったです」
――練習してきたことが出せなかったのでしょうか。
「そうですね。試合は練習と違うものだし、もっと色々ああしようこうしようと思っていたんですけど……結果がハマっただけで、もう一回やれと言われればできないですね(苦笑)。今回はそこを修正して準備しています」
――清水選手は昨年9月に約9カ月ぶりに復帰し、そこから2連勝しています。今はどのような心境で戦っていますか。
「いつもいっぱいいっぱいで試合をしていますし、自分のキャリアも終盤なんで『負けたらあとがねえな…』と思ってやっています。そういう気持ちが今までよりも強くなっているかもしれませんね」
――4連敗してからの復帰という部分では精神的にも辛い時期だったと思います。
「復帰した一発目の試合は秋葉尉頼が事故で亡くなったあとの試合だったので、あれは背中を押してもらった感じですよね。やらなければいけないのは当たり前なんですけど、TRIBE TOKYO M.M.Aの最年長で引っ張ってきた人間として落とせないという気持ちでやりました。復帰まで約9カ月間ほど休んでいて、そこで気持ちがダレることはなかったんですけど、客観的に僕のことを見てくているトレーナーから『最近どうした?』と心配されることもあって……今思うと負けるべくして負けていたんだなと思います。連敗中は色々なことが重なって、それが全部試合に出ちゃったんだと思います」
――復帰後はコンスタントに試合を続けていますが、またどんどん試合をしていきたいですか。
「ここから浮上していけば、また今までとは違うものが見えてくると思います。そう思う一方で、負けたら進退を考えなきゃいけないという博打だと思います」
――今回の対戦相手である征矢貴選手の印象は?
「若いのに入場曲が浜田省吾ですよね? 年齢の割には渋いなっていう印象ですね(笑)」
――ファイトスタイルの印象はいかがでしょうか(笑)。
「征矢選手が少しTRIBEに出稽古に来ていたこともあって、練習したこともあるんですよね。軽く見ているというわけではなく、TRIBEスタイルでMMAをやれば大丈夫かなと思っています」
――改めて今後はどのような試合をしていきたいと思っていますか。
「一戦一戦が崖っぷちなんで、結果を出せなかったら進退をかけないと…と思いながら一回一回の練習を頑張って、試合を作る感じですね。修斗のフライ級は若い選手が活躍していますけど、僕は一戦一戦最後になるかもしれない覚悟で戦って必死に勝ちに行くだけです」
――ファンの皆さんに一言お願いします。
「今回もKOかサブミッションで終わると思うので見逃さないでいて欲しいです」
■ 修斗対戦カード
<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
アーノルド・クエロ(フランス)
<フライ級/5分3R>
征矢貴(日本)
清水清隆(日本)
<ライト級/5分3R>
川名雄生(日本)
鈴木槙吾(日本)
<ジュニア修斗55キロ契約/4分1R>
有馬鉄太(日本)
内田滝琉(日本)
<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
加藤惇(日本)
<ライト級/5分3R>
大尊伸光(日本)
木村孔明(日本)
<インフィニティリーグ2017フェザー級/5分2R>
内藤太尊(日本)
TOMA(日本)
<バンタム級/5分2R>
海下“DRAGON”竜太(日本)
榎本明(日本)
<新人王決定T2回戦バンタム級/5分2R>
よしずみ(日本)
Jセロウ若林(日本)
<バンタム級/5分2R>
本田良介(日本)
関口祐冬(日本)
<バンタム級/5分2R>
岩木 啓(日本)
大越崇弘(日本)