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【UFN108】スクランブル漬けにされそうになったモレノが、左ハイからRNCでオーティズ落とす

<フライ級/5分3R>
ブランドン・モレノ(メキシコ)
Def.2R4分06秒by RNC
ダスティン・オーティズ(米国)

すぐに組んでモレノをケージに押し込んだオーティズが、バックを取る。キムラロックのモレノはテイクダウンされバックを譲り、起き上がり胸を合わせる。ワキを潜ってバックに回ったオーティズは、モレノは胸を合わせて離れる。ダブルレッグでモレノを倒したオーティズの執拗な組みが続く。起きては倒されるモレノが、キムラでスイープを決めてマウントを奪取する。オーティズはスクランブルからバックコントロールに戻し、初回を制した。

2R、モレノがローを蹴り左ジャブから右ストレートを繰り出し、オーティズの前進を阻む。先手を打つモレノはハイキック、さらにジャブからローを続ける。鋭い左ローでオーティズの前足を削るモレノに対し、オーティズは打撃で応戦してからダブルレッグを決める。スクランブルから離れたモレノは左ハイでダウンを奪う。

そのままバックを奪取したモレノがRNCへ。守りの固いオーティズにパンチを入れ、立ち上がるところで再び絞めを仕掛けたモレノ。後方に倒れ込み、オーティズを落とした。

「ダスティン・オーティズは本当にタフだった。ハイキックは初回から狙っていた。今日じゃない、明日でもない。来月でもない。でも、一つだけ確かなのは僕はいつの日かUFCチャンピオンになるってことだよ」というモレノのコメントに、オーティズの地元のファンも大きな声援を送った。


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