【UFN104】疲れたトゥルジーロにダブルニーからダースで〆。ヴィックが一本勝ち
<ライト級/5分3R>
ジェイムス・ヴィック(米国)
Def.3R0分49秒by ダースチョーク
エイブル・トゥルージロ(米国)
間合いを図る両者。オクタゴン中央はトゥルージロで、ヴィックがケージを背負って回る展開が続く。パンチ、ヒザが時折り放たれるなかでトゥルージロがダブルレッグ、ケージにヴィックを押し込んで一気に肩口に持ち上げてテイクダウンに成功する。
首を抱えて背中をつけないよう踏ん張るヴィックが、背中を預けながら立ち上がって胸を合わせる。体も入れ替えたヴィックが離れる。遠目のレンジからハイを繰り出すヴィクが、右アッパーから下がったトゥルージロに右ミドルを蹴りこむ。動きが落ちたトゥルージロに右ストレートを打ち込んだヴィック。トゥルージロがダメージをごまかすようにダブルレッグを仕掛けたところで初回が終了した。
2R、トゥルージロが左フックを当てる。長身のヴィックに伸びあがるような左を続けるトゥルージロだが、直後に左ジャブ、右ローを返される。右オーバーハンドを当てたトゥルージロ、ヴィックは怯まず前に出る。ジャブ、右前蹴りを入れたヴィッグが、トゥルージロの飛び込んで放たれるパンチをかわす。組んですぐに離れたトゥルージロは、サウスポーに構える場面も。
右ストレート、右アッパー、続いてヒザを入れたヴィッグは組まれても、ボディロックでサバ折りのようにテイクダウン。起き上がろうとしたトゥルージロをダースに捉える。絞められ、背中をつけて耐えるトゥルージロ。ここでヴィックは絞めを外して、トップを取ることを選択。足を取りに来るトゥルージロに対し、今度はアナコンダ気味の絞めを仕掛けたヴィック。立ち上がった時には、トゥルージロは明らかにスタミナをロスし足元がふらついていた。
最終回、空中で足を入れ替えて左跳びヒザを突き上げたヴィックは、パンチで追撃を掛けるとトゥルージロがシングルレッグへ。ヴィックは切ってダースチョークを仕掛けると、トゥルージロがついにタップした。