【UFN135】ジャスティン・ゲイジー、右一発でヴィックをKO──復活劇
<ライト級/5分5R>
ジャスティン・ゲイジー(米国)
Def.1R1分27秒by KO
ジェイムス・ヴィック(米国)
距離をとってロー、サイドキックを繰り出すヴィッグ。踏み込んで左フック、右ローを見せるゲイジー。ゲイジーは大きな振りでパンチを狙い、ヴィッグが蹴りで突き放す。左フックを振るいながら組んだゲイジーが離れると、ヴィッグが左ミドルを2発入れる。動きが一瞬止まったゲイジーだったが、直後に前に出て左から右を思い切り打っていく。この左一発でヴィッグが頭からキャンバスに崩れ落ち、左のパウンドを落としたゲイジーをすぐにレフェリーが止めた。
ゲイジーはケージに上がりバックフリップ、さらにケージを飛び越えて家族と抱きあって喜びを表し、今度は前転するようケージ上辺から飛び降りてオクタゴンに戻った。3試合ぶり、UFC2勝目を挙げたゲイジーは「25分間の準備をしていた。俺は殴られても絶対に下がらない。2連敗したけど、次はトニー・ファーガソンと戦いたい」と話した。そしてインタビュアーのポール・フェルダーに「君と戦っても良いよ」と振り、フェルダーが了承すると「いや、やっぱりファーガソンだよ」という掛け合いを見せた。