【RFC36】ライト級100万ドルトーナメント国際予選に元Road FCライト級王者ナム・ウィチョル出場!!
【写真】敬虔なクリスチャンで、海外でボランティア活動にも精を出す前ライト級王者ナム・ウィチョルが3年4カ月振りにロードFCのケージに戻って来ることが決まった(C) MMAPLANET
9日(月・現地時間)、ROAD FCより2月11日(土・同)にソウルのチャンチュン体育館で行われるRoad FC36で開幕するライト級100万ドルトーナメント(国際予選)に、ナム・ウィチョルが出場することが発表された。
フライ級で中原太陽がムン・ジェフンと、ミドル級では福田力が参戦しキム・ネチョルと戦う同大会。2017年のロードFCの基軸となるライト級100万ドルトーナメントの国際予選10試合が実施され、元UFC&WSOF&Bellatorファイターのメルヴィン・ギラードとキム・スンヨンの対戦がアナウンスされていた。
大会まであと1カ月となった現時点でそれ以外のカード発表がないというやや不安が状況ではあったが、ROAD FCの仕事初めとなった9日早朝にナム・ウィチョル出場が明らかとなった。
前ロードFCライト級王者のナム・ウィチョルは2012年から2013年にかけて行われたライト級トーナメントを制し、初代チャンピオンの座に就いた。2013年4月の同トーナメント決勝=王座決定戦と同年10月の初防衛戦、2度に渡る久米鷹介との激闘は韓国MMA界の語り草となっている。
その後、同王座を返上しUFCと契約を果たしたナム・ウィチョルは2014年3月のマカオ大会で徳留一樹との壮絶な殴り合いでスプリット判定勝ちを収め、さらなる飛躍を誓ってフェザー級へ転向を果たした。しかし、ここからはフィリップ・ノヴァー、マイク・デラトーレと連続でスプリット判定で敗れ、UFCをリリースされる。
久米戦での粘り腰、徳留戦での気迫のファイトが印象的だったが、そのギリギリの攻防で勝てなかったのはフェザー級がフィットしていなかったことが原因か……。今回のロードFC参戦までの期間で負傷箇所の治療にあたっていたというナム・ウィチョルは、「母国、そしてロードFCで自分の力を見せたい。この1年間も練習は続け、強くなっている。この場所で現役生活を全うする」とコメントしている。
今回の発表では彼の出場のみで対戦相手はまだ不明。予選10試合の全容が明らかにになるのを待ちたい。