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【Deep Cage】WSOF-GCバンタム級王座決定戦出場、大塚隆史<01>「自分で自分を作って」

takashi-otuska【写真】若い若いと思っていた大塚もついに三十路へ。キャリアの集大成を考える時期が近付きつつある。自らの城、T-GRIP TOKYOはオランダ・アムステルダムにあるマルース・クーネン&ウーモア・トロンペット率いるG-GRIPと姉妹ジムの関係にある (C) TAKUMI NAKAMURA

17日(土)東京都江東区のディファ有明で開催される「DEEP CAGE IMPACT2016 DEEP vs WSOF-GC」。今大会ではDEEPバンタム級王者の大塚隆史がブラジルのフェルナンド・ヴィエイラとWSOF-GCバンタム級王座決定戦を争う。

30歳という節目の年に長年在籍したAACCを離れ、T-GRIP TOKYO所属として新たなスタートを切った大塚。「久しぶりに興奮した」というWSOF-GCの王座決定戦を目前に控え、王座奪取を誓うと同時にRIZIN、そしてRIZINで戦う同ファイターたちに対して感じることをありのままに口にした。


――練習を終えた直後の取材となりましたが、スパーリングは今日が最後ですか。(取材日は12月9日)

「そうですね。もうスパーリングは今日で最後くらいです。ちなみに今日はグラップリングのスパーリングを5分10本ぶっ続けでやりました。

さすがに最後の方はしんどかったですけど(苦笑)、10本しっかり動ける体力は作れてきています」

――大塚選手は8月の試合からAACCを離れてフリーとして試合をしていますが、今回からT-GRIP TOKYO所属として試合することになったそうですね。

「はい。今はT-GRIP TOKYOが練習場所のメインで、所属もT-GRIP TOKYOになります」

――改めてですが環境を変えようと思ったのは何がきっかけだったのですか。

「自分も今年で30歳になって、キャリアの最後は練習も含めて自分でやりたいようにやってみたいな、と。AACCでも良い練習は出来ていたのですが、ここからは自分で自分を作って試合をしてみたいと思いました」

――大塚選手が今年で30歳というのは少し驚きです。どうしても大塚選手=若いというイメージがあったので。

「いやぁ、実は30歳なんですよ(笑)」

――例えば年齢的なことも環境を変えた理由の一つですか。

「自分は今でも強くなっているし、全然トップでやれると思うんですけど、これから先どれだけ試合ができるかって話だし、自分自身そこまで長くやるとも思っていません。だったらやりたいようにやりたいと思いました」

――T-GRIP TOKYOで実際に活動を始めたのは?

「10月が正式オープンなんで、まだ本当にここでの練習は始まったばかりです」

――とはいえ今日も大塚選手を中心に熱のこもったスパーリングが続いていましたが、良い練習が出来ているようですね。

「そうですね。ここの練習をメインにマッハ道場に行かせてもらって、あとは代官山のHALEOでフィジカルですね。T-GRIP TOKYOではみんな僕の練習に付き合ってくれるし、時間も自由に使わせてもらっているので助かっていますね」

――大塚選手は2015年以降、3勝1分と無敗(※引き分けた試合も1R開始30秒でバッティングで負傷判定になったもの)ですが、最近のご自身の試合についてはいかがですか。

「悪くはないんじゃないですかね。前よりも考えて戦えるようになったし、それは練習も調整も含めて。トータル全部が“上手くなってきた”のが一番ですね」

――年齢&キャリアを重ねたことで、そうなってきたのですか。

「そうですね。どうやれば自分が活きるかどうか分かってきました」

――今まさに心身ともに充実しているのではないですか。

「はい。だからこそ次の試合で結果を出したいです。前回の試合もそうだったんですけどAACCを離れたから弱くなったとか言われたくないんで」

――今回はWSOF-GCバンタム級王座決定戦としてフェルナンド・ヴィエイラと対戦することになりました。

「久しぶりに興奮しましたね。最近は試合が決まってもそれをこなすっていう感じだったんで。(2014年4月に)タイトルを獲ってからは、勝ってもメリットがある試合は少なくて、どちらかという数字を伸ばしているような感覚でした。

でも今回は新しいベルトという付加価値もあるし、グローバルの方ですけどWSOFのチャンピオンになれば、色々とアピールする権利も得られると思います」

――最近の試合は気持ちを作ることが難しかったということでしょうか。

「いや、そういうわけではないですよ。対戦相手が誰だからと言って気持ちが変わることはないし、勝ちたい気持ちは一緒です。試合が決まれば全力で追い込んで、万全に仕上げて戦ってきたんで。ただ今回に関していえば勝ったら得るものが多いってことですね」

<この項、続く>

■DEEP CAGE IMPACT対戦カード

<DEEPフェザー級王座決定戦/5分3R>
長倉立尚(日本)
今成正和(日本)

<WSOF-GCバンタム級王座決定戦/5分5R>
大塚隆史(日本)
フェルナンド・ヴィエイラ(ブラジル)

<WSOF-GCフライ級王座決定戦/5分5R>
中村優作(日本)
ローレンス・ディグリオ(米国)

<DEEPウェルター級GP1回戦/5分3R>
吉田善行(日本)
片平なぎさ吉幸(日本)

<バンタム級>
北田俊亮(日本)
石司晃一(日本)

<ストロー級>
越智晴雄(日本)
村元友太郎(日本)

<バンタム級>
金原正徳(日本)
ロマン・アルバレス(グアム)

<バンタム級>
釜谷真(日本)
キム・ソンジェ(韓国)

<ストロー級>
ランボー宏輔(日本)
石綱テツオ(日本)

<ライト級>
岩瀬茂俊(日本)
江藤公洋(日本)

<バンタム級>
遠藤大翼(日本)
ソン・ジンス(韓国)

<ライト級>
LUIZ(ブラジル)
我妻慎太郎(日本)

<メガトン級>
酒井リョウ(日本)
シビサイ頌真(日本)

<バンタム級>
ハシャーン・フヒト(日本)
小林博幸(日本)

<フェザー級>
勝木星太(日本)
高橋孝徳(日本)

<バンタム級>
城田和秀(日本)
窪田泰斗(日本)

<フライ級>
石神保貴(日本)
鮎田直人(日本)

<フライ級>
丸岡拓也(日本)
高橋誠(日本)

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