【UFC205】あぁ、人生の晴れ舞台が……。ライモン・グッド、出場停止処分が下りMSGで戦えず
【写真】人生の晴れ舞台への出場機会を逸してしまったライモン・グッド (C)KEITH MILLS
24日(月・現地時間)、UFCよりライモン・グッドがUSADAよりドーピング違反の報告を受けて、出場停止処分が下ったことを発表した。
ニューヨークのスパニッシュ・ハーレム出身。プエルトリコ人として貧しい家庭環境からタイガーシュルマンの下で格闘技を学び、母親孝行するというストーリーラインの下で2009年6月にBellator初代世界ウェルター級チャンピオンとなったグッドは、その後ベン・アスクレンに王座を明け渡すが、2013年4月までベラトールに在籍。
その後は東部のローカルショー、CFFCでウェルター級王者となり今年の7月に待望のUFCデビュー戦を迎え、アンドリュー・クレイグに勝利していた。そして、11月12日(土・同)のUFCにとって初のNYC大会となるUFC205「Alvarez vs McGregor」で、ベラル・モハマッドと戦うことが決まっていた。
パワフルな打撃とテイクダウンが持ち味のグッドにとって、同じように真っ向勝負でダイハードタイプのモハメッドとの対戦は、まさに凱旋マッチ、故郷に花を飾るべき次第だったが……。今回の発表によると、10月14日(金・同)にドラッグチェックが行われ、陽性反応がでたことで出場停止が決まった。
人生最大の大舞台を失ったグッドに代わり、MSGでモハメッドと戦う相手を現在、UFCでは探しているとのこと。