【UFC207】NYEイブ。復帰戦でいきなりの世界挑戦決定!! ロンダ・ラウジーがアマンダ・ヌネスに挑む!!
【写真】復帰戦が世界挑戦となったロンダ。オールラウンダーの現王者ヌネスに対し、どのような戦いを見せることができるか(C)MMAPLANET&WOWOW
12日(水・現地時間)、UFCが12月30日(金・同)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC207でアマンダ・ヌネス×ロンダ・ラウジーのUFC世界女子バンタム級選手権試合を行うことを発表した。
昨年11月にホーリー・ホルムに敗れ、王座陥落したロンダの復帰戦がいきなりの世界戦に決まった。ロンダがベルトを失ってから、ホルム→ミーシャ・テイト→ヌネスと3人も頂点が代わった女子バンタム級戦線。群雄割拠の同階級にはホルムを破ったヴァレンチーナ・シェフチェンコ辺りが次期挑戦者の可能性もあると見られていたが、カリスマが復帰とともに王座挑戦権を獲得した。
ファイト・イン・スカイ、マイル22、ロードハウスのリメイクと順調に銀幕でも活動を続けるロンダのコンディション面を如何に創り上げてくるか。柔道のロンダ、ボクシングのホルム、ムエタイのシェフチェンコ、レスリングのカフマンとベースとなる格闘技に他の要素を加えて、MMAとしての完成度を上げてきたファイターが多い女子MMA界にあって、柔道と柔術がベースといえオールラウンダー的要素が高いヌネス。しかも、個々の平均点が以前より上がり、かつフィジカルがストロングベースを持つ他競技からの転向組に劣らなくなってきた。
ロンダが求められるのは穴をなくすこと。そして、如何に前回の敗戦のショックを精神、技術的に払拭できているか。200回記念大会のメイン、そして2016年のおおとりの一番を女子MMAマッチが務めることとなったUFC。その最大の功労者のカムバックに注目が集まる。