【Shooto】30-25が2人、猿田がゴンザレスに圧勝
<53キロ契約/5分3R>
猿田洋祐(日本)
Def.30-25.30-25.30-27
ルイス・ゴンザレス(英国)
猿田の右をバックステップでかわすゴンザレス。ガードの上から左ハイを蹴っていったが、直後に猿田がテイクダウンに成功する。ケージを蹴って十字を狙ったゴンザレスは、猿田が胸を張ると、その隙を使って立ち上がる。ケージに押し込まれた猿田は、アウトサイドトップでテイクダウンを許し、立ち上がり際にバックを取られる。
猿田はケージ際に移動するも、背中を取られた状態が続く。スイッチからバックを取り返した猿田に対し、ゴンザレスはキムラクラッチ。しかし、肩が開いておりキープできない。胸を合わせて離れたゴンザレスに右を伸ばした猿田に対し、ゴンザレスはやや疲れたか。左ミドルでバランスを崩しガードを取ったゴンザレスに猿田が左エルボー、そして右鉄槌を落とす。足をすくいにきたゴンザレスから足を一本抜いた猿田が初回を取った。
2R、猿田が右ローを蹴り込み、左フック。回るゴンザレスの左ローに左フックを合わせていく。その左フックで飛び込んだ猿田は、右は空振りになったもののプレッシャーを強める。ゴンザレスの左ミドルは勢いがあったが、直後に猿田が組んでテイクダウン。上体を起こしたゴンザレスのバックに回り込む。胸を合わせて立ち上がったゴンザレスはボディにヒザを受けて崩れる。
スタンドに戻って走りこむように組み付くゴンザレスに対し、がぶった猿田がバックに回りこむ。ガードを取ったゴンザレスからマウントを取った猿田はパンチ、バックマウントからパンチを続ける。一度は背中を預けた状態で立ち上がったゴンザレスをサルがは後方への投げ、バックからパンチと鉄槌を入れ続ける。
必死に起き上がったゴンザレスを後方にテイクダウンした猿田がパウンドを続け、サイドからエルボー、ニーインベリーから腕十字へ。起き上がったゴンザレスのバックに回った猿田が、ゴンザレスを圧倒した。
最終回、ゴンザレスは左フックを振るうが、軸が乱れ体が揺れる。猿田はプレッシャーを与え右ローを2発蹴り、ゴンザレスの左を前蹴りで突き放す。右ロー&右ハイを蹴っていった猿田はボディロックからテイクダウンに成功。「一皮むけろ、勝負に行け」というセコンドの指示に猿田はマウント奪取、バックからパンチを入れる。上を向いたゴンザレスを攻め続ける猿田はバックマウントから鉄槌を集中させる。
残り70秒、上を取り返しパンチから絞めが先のRNC、ディフェンスに徹するゴンザレスが立ち上がると豪快にバックスロー。腕十字を逃げられた猿田、極めきることはできなかったが最後まで猛攻を続け、ゴンザレスに圧勝した。