【Bellator158】ミトリオンが乱打戦で打ち勝ち、オリ・トンプソンを沈める
<ヘビー級/5分3R>
マット・ミトリオン(米国)
Def.2R4分21秒by TKO
オリ・トンプソン(英国)
サウスポーのミトリオンが左ミドルハイ、トンプソンが右フックを当てる。ミトリオンは右を空振りして笑顔を見せると、ワンツーで前に出て左右のフックを打ち込む。トンプソンは殴られながらフックを返す。ミトリオンが組みつくが、体を入れ替えられてなお首相撲からヒザ蹴り。これが効いて下がったトンプソンにラッシュを掛けるミトリオンに対し、トンプソンも左フックを返す。再び首相撲からヒザを入れ、パンチに繋がるミトリオンが一度、間合いを取り直す。
手打ちになりバランスを崩しながらパンチを振るうトンプソンをケージに詰めたミトリオンは、首相撲からヒザ、連打を入れる。それでも豪快な右フックを返すトンプソン。そのワキをすくって態勢を崩させたミトリオンが、殴り合いを止めて組みに行く。呼吸を整え、首相撲からヒザをボディに入れたミトリオンだが、ボディから右アッパーを被弾する。
トンプソンはさらに左フックを続けて前へ。ミトリオンも右ジャブを入れる。と、ニータップを見せたトンプソンだが、足が前に出ない。逆にミトリオンがケージにトンプソンを押し込みヒザを突き上げたところで初回が終わった。
2R、トンプソンが左から右を入れて前へ。ミトリオンもパンチを返すが、右を被弾する。左ローを蹴っていったミトリオンだが、踏み込みにパンチを合わされる場面も。初回とは試合のリズムが変わり、タイミングを計る展開が続く。手数が明らかに少なくなった両者。左を被弾したトンプソンがケージに下がるとパンチを纏めにいく。トンプソンも右を返し、差し合いへ。ミトリオンは細かいパンチからクリンチから細かいパンチ、エルボー。ここで一度離れたミトリオンの右ストレートを被弾したトンプソンはここで力尽き、続くラッシュで前方に崩れ落ちた。