【UFN30】パッとしない内容も、マヌワがキャリア14連勝達成
<ライトヘビー級/5分3R>
ジミ・マヌワ(英国)
Def.2R4分41秒 by TKO
ライアン・ジモー(カナダ)
いきなり距離を詰めて右ストレートを放ったジモーだが、これはクリーンヒットせず。さらにサウスポーから左ミドルを蹴り込む。これをキャッチして組みついたマヌワだが、ジモーが逆にケージにマヌワを押し込む。細かいヒザをジモーが突き上げるも、レフェリーがブレイクを命じる。
すぐに組みつこうとしたジモーに、マヌワがヒザを突き上げる。ケージにジモーを押し込み、腿にヒザを連打する。嫌そうな表情を浮かべたジモー、ケージ際で体を2度入れ替えたところでレフェリーが2度目のブレイクを命じた。打撃戦のなかでローを入れ、左のカウンターを打ち込んだマヌワがサイドキックを顔面に届かせる。さらに右ローでジモーを削る。ジモーは構えをオーソに変える。左フックから前に出たマヌワ、ジモーも右ストレートを伸ばし初回が終了した。
2R、開始直後にジモーが組みついてケージにマヌワを押し込むと、観客がブーイング。1分が経過しレフェリーがまたもブレイクを伝える。マヌワの左ローに右を合わせたジモーだが、マヌワは構わず右ハイ、右ローを蹴り込む。サウスポーからジモーは左ミドル、右に構えるとマヌワがヒザ蹴りをボディに入れるが、直後にケージに押し込む展開に。ボディにヒザを突き上げたマヌワ、ジモーは一瞬顔をしかめて体を入れ替える。
マヌワのヒザが急所に当たったとジモーが訴え、試合が中断するが、ヒザは太腿に当たっていた。再開後、両脇を差してテイクダウンをジモーが狙うが、マヌワはケージを背にして耐える。ボディにパンチ、大内を狙ったマヌワ。またレフェリーがブレイクを命じる。直後の攻防で、マヌワがジモーをケージに押し込み、投げを狙うがすっぽ抜ける。直後にヒザを顔面に突き上げたマヌワ、3歩ほど後退したジモーがここで右足に痛みを訴え倒れ込む。即レフェリーが試合をストップし、マヌワが試合内容は冴えなかったがキャリア14連勝を達成した。