【WSOF31】一瞬の油断で全てが台無し。リッチがハイの左ストレートに敗れる
<ライト級/5分3R>
ジェイソン・ハイ(米国)
Def.2R4分08秒by TKO
マイク・リッチ(カナダ)
サウスポー同士の一戦、ハイがシングルレッグから大きくスラムでテイクダウン。リッチはギロチンを仕掛けるが、頭を抜いたハイがトップを奪取する。背中を預けて立ち上がったリッチはケージを背にして胸を合わせる。ハイはダブルレッグでもう一度尻餅をつかせ、足を束ね、リッチの立ち上がり際で首をコントロール。立ち上がったリッチはケージを背にした状態が続き、ウィザードから離れる。リッチは即ダブルレッグを仕掛けると、倒れながらハイが腕十字へ。腕を抜いたリッチがバックに回り、立ち上がったハイは胸を合わせてフックを振るっていく。残り90秒、ダブルからハイがバックに回りRNCを仕掛けつつ、両足をフック。バックマウント&襷掛けセットアップしたハイが初回を取った。
2Rは左ローから右フック、続いて左フックをヒットさせる。リッチは組んでボディロックでハイをケージに押し込み、ヒザをボディに放つ。続くニーがハイの急所に入り試合が中断、スタンドで再開となる。リッチは素早い右ジャブから、直後にダブルレッグでテイクダウンに成功する。立ち上がったハイに右を伸ばしたリッチは、引き続き右ジャブを打ち込む。動きが落ちたハイをリッチがジャブで削る展開が続く。
しかし、明らかに動きが止まったハイにリッチは不用意に近づき右ローを蹴ると、直後に左ストレートを打ち抜かれる。後方によろめきながら倒れたリッチはハイの足にしがみついたが、パウンドの連打を受けたTKO負けとなった。自らのペースに持ち込んだリッチは、一瞬の油断で全てを台無しにした。