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【PFL2018#2】体重オーバーのエスクデロのギロチンで、タップをしていないハイが一本負け……

<162ポンド契約/5分3R>
エフライン・エスクデロ(米国)
Def.3R0分38秒by ギロチンチョーク
ジェイソン・ハイ(米国)

エスクデロの計量失敗で、ハイが勝利した時のみポイントが獲得できるという変則ファイト。左ミドルを繰り出すハイいん、エスクデロはテイクダウンを狙う。ギロチンで捉えたハイに対し、引き込んで頭を抜いたエスクデロがヒールを狙う。足を抜いて立ち上がったハイがエスクデロをケージに押しこみシングルからバックテイク、胸を合わされてもケージに押しこみ続ける。

離れたハイが左ボディフックを打ち込むも、直後にエスクデロが組みついてバックに回り込む。ハイはボディロック・テイクダウンを耐えて、逆にスラムでテイクダウンを奪う。背中をつかされたエスクデロはパウンドを被弾し、シングルレッグから立ち上がる。それでもアンクルピックで上を取り返したハイが左のパンチを落としてラウンドを締めた。

2R、サウスポーの構えから左を当てたハイが、シングルレッグを仕掛ける。逆にケージに押しこんだエスクデロが尻餅をつかせる。即立ち上がったハイは左を当て、ヒザ蹴りは空を切ったがダブルレッグでテイクダウンに成功する。ガードから仕掛けが多いエスクデロに対し、ハイはガードの中からパンチを打っていく。

足を一本抜いたハイに対し、フルガードに戻したエスクデロだが、スクランブルには持ち込めない。と、足をすくいつつ腕十字、三角から蹴り上げたエスクデロは、立ち上がることができずキムラクラッチからガードを取り直す。ハーフで抑え、もう一本の足を抜こうとするハイだが、エスクデロがフルガードイ戻し、試合は最終回に。

3R、ハイが左前蹴り、エスクデロは右フックを当て、シングルレッグにギロチンを合わせる。クローズドガードを取ったエスクデロが絞めつけると、レフェリーが試合をストップする。「タップしていない」と大声でアピールするハイ。確かに腕を取り行っただけで、タップはしていない。これは完全にミスジャッジ、ハイはケージ下に並んだ椅子は倒しまくり、怒りに任せて控室に戻り非常に後味の悪い試合となった。

結果として両者が0点──、この裁定が今後のライト級の行方にどのような影響をもたらすか。


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