【Grachan23】ライト級王座決定戦で阪本洋平と対戦する宇良健吾<02> 「勝ちます。かましたいです」
【写真】ザ・強面は実はこんな笑顔の持ち主。阪本洋平との王座決定戦後、インタビュー前編のような顔つきか、このような笑顔になっているか……果たして(C)MMAPLANET
22日(日)、東京都江東区のディファ有明で開かれるGRACHAN23で阪本洋平とライト級王座決定戦を戦う宇良健吾インタビュー後編。
得意のボクシングを見直してきたという宇良。地方在住、働きながらトレーニングを続けるという環境をポジティブに捉え、巡ってきたチャンスを貪欲に掴みにいく姿勢を話してくれた。
<宇良健吾インタビューPart.01はコチラから>
──ボクシング、ボクシングしないボクシング。何だか分からないようで、そのものズバリでもあります。
「距離、詰め方。ガード一つとっても、MMAの距離だと下げていても良い場合もある……そういう考え方もできます。とにかく力まないこと。長い間我流になっていたのですが、今はまた細かいところまで見てもらっているので、しっかりとしたボクシングをみせないといけないです」
──MMAのトレーニングはどこで?
「金沢のCBインパクトでやってきました。シチュエーション・スパーや、小さいグローブをつけてテイクダウから全てを通してやるような形ですね。どうしても、プロの選手は少ないですが──、やるしかないです。比較的、仕事が早く終わる日は金沢へ行くようにしています。
あとは仕事の関係でなかなか行けていないのですが、RAW COMBATではキックのスパーリングをしています。一度、仕事のシフトを練習するために変えてもらったんです。そうしたら、火曜日と木曜日はジムに行くのはどうしても午後9時ぐらいになってしまって。
そうしたら、若い子たちは7時ぐらいからジムに来ているから、もう帰る時間なんですよね(苦笑)。なので火、木はボクシングの練習をすることが増えました。皆さんの協力があるので、可能ななかで最上の練習環境だと思います」
──さて……Grachanライト級王座挑戦、この意義を教えて下さい。
「去年の8月にPXCでフランク・カマチョに負けたあとに、Grachanがチャンスをくれました。凄く重要な一戦だと捉えています。ここでベルトを獲って、それからも勝ち続けて一つ、一つ上がっていきたいです。
さすがに地下格闘技は違いますが、自分はもう団体とかイベントとか問いません。チャンスをもらうと全て生かす。そのつもりで戦っていきます」
──普段から体重も抑えていると伺っています。
「そうですね、自分は最後にドーンと落とすのが好きではなくて。体重と同時に体力を落としてもしょうがないので、今は早目に食事を摂りながら、筋力もチェックして体重を調節しています。
試合の時だけでなく、試合前のトレーング期間中もしっかりと動けるようにしていないといけないので」
──ではタイトル戦に賭ける意気込みをお願いします。
「とにかく、勝ちます」
──……。
「短いですか?(笑)。意気込みですね……11月に試合は行われなかったのですが、そこで試合が無くなったと思わずに、ずっとこのタイトル戦のために気を抜かずに準備してきました。だからあとはやるだけです。
完成度の上がったファイトをお客さんに見てもらいたいですし、そうですね……かましたいです」
■Grachan23対戦カード
<GRACHANフェザー級/5分2R>
大澤茂樹(日本/フェザー級王者)
手塚基伸(日本/バンタム級王者)
<ウェルター級/5分2R>
秀虎(日本)
武士正(日本)
<フライ級/5分2R>
植木新(日本)
山本聖悟(日本)
<フェザー級/5分2R>
崎山勲(日本)
なおKING(日本)
<フェザー級/5分2R>
阿仁鬼(日本)
直斗(日本)
<GRACHAN初代ライト級王座決定戦/5分3R>
宇良健吾(日本)
阪本洋平(日本)
<フェザー級/5分2R>
島村裕(日本)
小澤龍一(日本)
<フライ級/5分2R>
板谷一樹(日本)
吉岡弘晃(日本)
<ミドル級/5分2R>
佐々木克義(日本)
ジョシュア・ロビソン(米国)
<キックLOKルール59キロ契約/3分2R>
高見澤章光(日本)
山崎コリンチャンス(日本)
<フェザー級/5分2R>
豚ラーメン翔太(日本)
星野一磨(日本)
<バンタム級/5分2R>
小林亮太(日本)
遠藤来生(日本)
<キックLOKルール57キロ契約/3分2R>
花塚智雄(日本)
大岩翔大(日本)
<ライト級/5分2R>
竹川光一朗(日本)
鋼入りの戸田 (日本)