【UFN87】前蹴りから左フックでオルロフスキーをKOしたアリスター、「MSGでタイトル奪取」宣言
<ヘビー級/5分5R>
アリスター・オーフレイム(オランダ/3位)
Def.2R1分12秒by TKO
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ/5位)
まず前に出たのはオルロフスキー、左右のフックを連打し、右ボディフック&ヒザ蹴りをジッと固まったアリスターに入れて離れる。続く接近戦で逆にヒザを見せたアリスターだが、オルロフスキーが組みついてケージに押し込んでいく。アリスターがヒザを2発放つと、オルロフスキーから離れる。左ストレートを伸ばしたアリスターは首相撲の態勢に入ったがすぐにリリースする。左ミドル、サイドキックで関節蹴りを繰り出したアリスターが、続いて右ローを蹴り込む。さらに組んでヒザ蹴りからテイクダウンを決めたアリスターはガードの中から細かいパンチを落とし、右のパウンドを打ち込む。アリスターが立ち上がり、初回が終わった。
レンジの外に立つアリスターは、前に出ると組んでヒザが入るまで密着するという戦いを初回に見せたが、2Rに入ると左ミドルを連続し、2発目に右オーバーハンドを受けそうになる。一旦離れた直後に左の前蹴りをオルロフスキーの顔面に入れたアリスターは、間髪入れず左フックでダウンを奪う。パウンドの連打で勝負あり──立ち上がったアリスターは満足げに観客席を眺めた。
「11月のMSGでベルトを奪い。来年はアムステルダム・アレナで防衛戦を行う」とアリスターが話すと、場内はさらに大きな歓声が起こった。