【ONE41】ホジャー・グレイシーがライトヘビー級王座戴冠。ミドル級王座奪取=二冠宣言
<ONE世界ライトヘビー級(※102.1キロ)王座決定戦/5分5R>
ホジャー・グレイシー(ブラジル)
Def.1R2分13秒by 肩固め
ミカル・パスタルナック(ポーランド)
叔父ヘンゾ・グレイシーとともにハファエル・ドスアンジョスがセコンドに就いたホジャー。右へ回るパスタルナックに対し、ホジャーは中央に陣取る。オーバーハンドでパスタルナックが前に出ると、ホジャーはバックステップ。続く前進に組みにつくが、勢いに押されて首相撲からヒザを狙ってなおケージに押し込まれる。
組みついて体を入れ替えたホジャーは、小外掛けでテイクダウンを奪うと一気にマウントを奪取。肩固め狙いは察知したパスタルナックだが、上体を起こしたところでワキに腕を回されバックマウントを許してしまう。エスケープを図り上を向いたパスタルナックに対し、ホジャーはすかさず肩固めの態勢に。レフェリーがギブアップか確認を取るが、既にパスタルナックが落ちておりホジャーがグレイシー一族にとって初のMMA世界チャンピオンに輝いた。
「素晴らしい気分だ。このベルトはファミリーに捧げる。5R制だから急ぎたくはなかった。でもチョークでカタはついたと思ったよ。今回ライトヘビー級チャンピオンになった。次はミドル級王座を目指すから、ONEにチャンスを与えてほしい」とホジャーは語った。