【Gracie Pro 2017】日本時間、24日未明──ホジャー・グレイシー×ブシェシャのリマッチが実現するッ
23日(日・現地時間)、ブラジル・リオデジャネイロのパルコ・ドス・ジョゴス・オリンピコス・リオ2017内のアレナ・カリオカ01でマーカス・アルメイダ・ブシェシャ×ホジャー・グレイシーの柔術スーパーファイトが行われる。
この一戦は22日(土・同)と23日の2日間に渡り、同所で取り行われるGracie Pro 2017の大会2日目に女子茶帯、男子黒帯の決勝とともに行われる。両者の対戦は2012年10月14日のMetamoris01で実現して以来、実に4年9カ月振りの再戦となる。
当時、ブシェシャはムンジアルで初めて世界2冠を達成したばかり、対してホジャーは2004年から2010年まで4度の2階級制覇を含め、ムンジアルで10度頂点に立っていた。メタモリスの戦いは新世界王者が、歴代最強柔術家に挑むという図式が成り立っていたが、ブシェシャは20分&ノーポイント・サブオンリーマッチで、ホジャーに腕十字を極め掛け、攻勢のまま時間切れドローという戦いを見せた。
そして、あの日の戦いがブシェシャの未来を表していたかのように、負傷リタイアとなった2015年を除き、階級別と無差別を制し続け、彼もまたムンジアル通算10冠王に君臨している。
ホジャーはブシェシャとの一戦以来、柔術の試合を戦ったのは2015年のUFCエキスポでのホドリゴ・コンプリード戦(※腕十字で一本勝ち)のみ。せんなきことだが、仮にメタモリスの一戦でIBJFFのポイント制で換算すると4-2でブシェシャ優勢となる。いずれにせよ、今やブシェシャ推しの声が多くを占める中、当時はMMAに重きを置いていたホジャーがどのような戦いを見せるか。
そして、5年前はかつての軽量級のような軽快な動きを見せていたブシェシャも、今や時と場合によってはモダンを使いこなす。ブシェシャ×ホジャーが、モダン×クラシック柔術の争いとなっても、また興味深い。