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【Shooto】ダウンと急所蹴りで減点の内藤を高橋が大差の判定で下す

<ライト級(※65.8キロ)/5分3R>
高橋遼伍(日本)
Def.3-0:30-24. 29-25. 29-26
内藤太尊(日本)

まずは右ローを蹴りこんだ高橋。内藤も左右のパンチでプレッシャーを与える。構えを小刻みに変える内藤に対し、高橋は右ヒザのフェイントを見せる。高橋は右ローを入れ、内藤の左ハイをかわすが、自らの右ローも空振りに。高橋が左フックを入れるも、内藤のローが急所に入り試合が中断。再開後、蹴りを多用するがまた蹴りが急所に入ってしまう。内藤の左ミドルハイに高橋はロー、互いになかなかパンチを出すことはできない。右を入れた高橋は、直後に左を受けて足を取られる。ここで初回が終了した。

2R、高橋の右ロー、内藤は左ミドルハイ。内藤はローを織り交ぜるも左から右を受けそうになる。間合いの測り合いから高橋は右を伸ばして前へ。内藤の蹴りをブロックして前進を続ける。一瞬の組み合いから離れた両者、高橋が右を伸ばすと内藤はダブルレッグ。高橋は切って、左右のフックを見せる。蹴り中心の内藤に対し、高橋はパンチと蹴りを打ち分け徐々にペースを握ったか。終盤、内藤もワンツーを繰り出すも、互いに手数の少ない展開が続いた。

最終回、内藤の右ローが3度目のローブローに。ここで減点2が与えられた内藤、勝つにはフィニッシュするしかない。左を入れた高橋が左に回る。と、高橋のパンチを受けた内藤の腰が落ちる。立ち上がり際に右を入れ高橋は、左ハイをかわして左フックを右に合わせる。さらに右を入れた高橋は内藤の蹴りをいなす。内藤は組み合いからヒザを繰り出し、右フックで前に出るが右ハイを蹴られタイムアップに。

減点&ダウンのあった内藤に対し、高橋が大差の判定勝ちを収めた。

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