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【REAL04】フェザー級Tの未知強、ブラディスラフ・パブルチェンコ 「コンバットサンボは男のスポーツ」

Vladislav Parubchenko【写真】 双子の弟ドミトリーもMMAファイターで戦績は9勝0敗。1993年1月生まれ、まだ23歳になったばかりの若いファイターだが、見るからに鼻っ柱の強そうな面構えをしているパブルチェンコだ(C)DOBRO

12日(土)に東京都文京区のTDCホールで開催されるREAL04。REALといえば未知強の宝庫、準決勝が行われるスーパーライト級とヘビー級でも、海外から多くの出場選手が集まった。

もちろん、蓋を開けてみなければ彼の力は分からない。そして当たり外れはある。玉石混交もREALの魅力、そんななか今大会から始まるフェザー級トーナメントで戦績9勝1敗、ウクライナのコンバットサンビスト=ブラディスラフ・パルブチェンコは──そのレコード、容姿を見ても只者でない様子が伝わってくる。

第2回大会のソウル・ロジャース、第3回大会のアミル・アリアックバリのような存在となるのか。アイアンホース田中と戦う、ザ・未知強=ブラディスラフ・パルブチェンコの声をお届けしたい。

──パルブチェンコ選手の格闘技歴をまず教えていただけますか。

「15歳の時にコンバットサンボをキエフで始めた。コンバットサンボは僕の国では男のスポーツとして、誰もが認めている。コンバットサンボを始めたことで規律を学ぶことができたよ。コンバットサンボを8年やっていて、MMAはトレーニングを開始して5年になる」

──コンバットサンボからMMAへの転向を図るうえで、戦い方をアジャストする必要はありましたか。

「ただジャケットを脱ぐ。それだけだよ(笑)。17歳の時に初めてMMAの試合に出たけど、コンバットサンボと酷似しているし、全く問題なく簡単にMMAを戦うことができた」

──ではパルブチェンコ選手のMMAにおける武器はサンボ流の関節技なのでしょうか。

「できるだけオールラウンド、どの局面でも戦えるよう努めているけど、どちらかといえばスタンドの打撃戦が好きかな。でも、MMAで最も大切なのは耐久力、そして持久力だよ。誰だってある程度のテクニックは有している。僕の唯一の敗北もスタミナ切れによってもたらせたものだからね」

──日本のMMAに対する印象を教えてください。

「日本はMMAの歴史がある国だ。タツヤ・カワジリ、サトシ・イシイ、ユーシン・オカミ、シンヤ・アオキ、タケヤ・ミズガキのファイトを見てきた。REALでは日本のファンに認めてもらえるようなファイトを心掛けるよ」

■REAL04対戦カード

<スーパーライト級T1準決勝/5分2R>
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
金子優太(日本)

<スーパーライト級T1準決勝/5分2R>
星野大介(日本)
ZUZU(北マリアナ諸島)

<ヘビー級T準決勝/5分2R>
アミル・アリアックバリ(イラン)
ペペ・セネガル(セネガル)

<ヘビー級T準決勝/5分2R>
桜木裕司(日本)
ルイス・サントス・アバター(ブラジル)

<ライト級/5分2R>
上山龍紀(日本)
クリス・ヒルガー(米国)

<スーパーヘビー級/5分2R>
畠山祐介(日本)
NORI(日本)

<フェザー級T準々決勝/5分2R>
小金翔(日本)
ヌルベルゲン・シャリポフ(カザフスタン)

<フェザー級T準々決勝/5分2R>
芦田崇宏(日本)
モウサ・シセ(セネガル)

<フェザー級T準々決勝/5分2R>
中村ジュニア(日本)
サイード・ノーリ・マッサル(イラン)

<フェザー級T準々決勝/5分2R>
アイアンホース田中(日本)
ウラディスラフ・パルブチェンコ(ウクライナ)

■プレマッチ対戦カード

<バンタム級/5分2R>
樋口武大(日本)
大和(日本)

<ミドル級/5分2R>
佐々木亮(日本)
新井真一郎(日本)

<ヘビー級/5分2R>
山田史博(日本)
小笠原篤(日本)

<フライ級/5分2R>
宮國要(日本)
大武正賢(日本)

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