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【JBJJF】第7回関西オープン 黒帯ライト級&無差別級で加古拓渡×チャールズ・ガスパーファイナル連戦

Charles Gaspar vs Takuto Kako I【写真】ライトフェザー級ではガスパーが先勝(C)HIROYUKI KATO

2月28日(日)、神戸市灘区の王子スポーツセンターでJBJJF主催『第7回関西柔術オープントーナメント』が行われた。
Text by Hiroyuki Kato

アダルト黒帯ライトフェザー級では、軽快な動きと極めの強さで、プロ柔術も常連の後藤貴史(吹田柔術)が制す。決勝戦もクローズドに引き込んだ後藤が、絞めなどを繰り出しながら電光石火の腕十字で一本勝ち。無差別級にも果敢に挑み、重量級選手を翻弄するような動きをみせ3位入賞、後藤は今大会を大いに盛り上げた選手であったことは間違いない。

続いてアダルト黒帯ライト級では、全日本王者の加古拓渡(GSB)、チャールズ・ガスパー(IMPACTO JAPAN B.J.J)のワンマッチ決勝が実現。試合はトップ黒帯同士の10分間フルに使った好勝負に。引き込んだ加古の固いガードを、ガスパーがクロスニーパスで一瞬突破したかに見えたが、加古も3秒以内に戻し無得点。

Charles Gaspar vs Takuto Kako II亀になった加古にガスパーがバックを狙い、落とされて上下が入れ替わった。この攻防が勝負の分岐点となり中盤にガスパーがスイープで2 点を得て、そのまま逃げ切り勝利を決めた。続く黒帯無差別級決勝は、加古×チャールズの再戦に。今度はダブルガードの攻防から、加古がアンクルホールド一閃、秒殺勝利でリベンジを果たした。

マスター1黒帯では、JBJJFで理事も務めるアサダ・トシオ(IMPACTO JAPAN B.J.J)が、本来の階級よりも10キロ以上上のミディアムヘビー級、そして無差別級も相手のパワーを卓越した技術でしっかり受け流し、要所でポイントを奪い2冠を決めている。紫帯部門には講道館杯、嘉納杯などを制したトップ柔道家の鳥居智男も参戦し、彼もまた階級別と無差別の二冠を達成した。

■第7回関西オープン主なリザルト

【アダルト黒帯ライトフェザー級】
優勝  後藤貴史(吹田柔術)
準優勝 善本秀文(リフレクション神戸)
3位  岩見充浩 (Shuhari 柔術)

【アダルト黒帯ライト級】
優勝  チャールズ・ガスパー(IMPACTO JAPAN B.J.J)
準優勝 加古拓渡 (グラップリングシュートボクサーズ)

【アダルト黒帯ミディアムヘビー級】
優勝 伊東元喜 (柔専館)

【マスター1黒帯ミディアムヘビー級】
優勝  ミケヤス・トシオ・アサダ (IMPACTO JAPAN B.J.J)
準優勝 白神利和 (柔専館)

【マスター1黒帯ウルトラヘビー級】
優勝 肥後匠(柔専館)

【アダルト黒帯オープンクラス】
優勝  加古拓渡(グラップリングシュートボクサーズ)
準優勝 チャールズ・ガスパー(IMPACTO JAPAN B.J.J)
3位  伊東元喜(柔専館)
3位  後藤貴史 (吹田柔術)

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