【Bellator106】PPV大会でアルバレス復帰、チャンドラーと再戦へ
【写真】2011年11月19日、キャリア9戦目で迎えた前回のエディ・アルバレス戦では4R3分05秒RNCで一本勝ちしているマイケル・チャンドラー (C)Bellator MMA
13日(火・現地時間)、Bellator MMAより11月2日(土・同)に同プロモーション初のPPVイベントとなるロングビーチ・コンベンション&エンターテイメント・センター大会=Bellator 106で、世界ライト級選手権試合マイケル・チャンドラー×エディ・アルバレスの一戦が行われることが正式発表された。
同大会では既にランペイジ・ジャクソン×ティト・オーティズが発表されているが、UFCへの転向を図り、泥沼の状態にあったアルバレスが、昨年10月以来13カ月ぶりにケージに復帰し、2年前に敗れたチャンドラーにリベンジを挑む試合の決定は、PPVショーをよりグレードアップさせるマッチメイクといえる。
「私はこの惑星の殆ど誰よりも、ケージサイドでファイトを見て来ている。そして疑うことなくマイケル・チャンドラーとエディ・アルバレスの一戦は、その私が見てきたMMAの試合のなかで最高のモノだった。この再戦をファンに披露できることを凄く嬉しく思う。時間が掛かり、多くのハードルを越えなければならなかった。結果、この今日という日にこの試合の実現をファンに約束できるようになった。ここからがスタートだよ」とビヨン・レブニーBellator MMA CEOは語っている。
そして王者マイケル・チャンドラーは、アルバレス戦の決定を受けてリリース上で「失礼な言葉に聞こえてしまうかもしれないけど、エディと前に戦った2011年、僕はMMAファイターになるっていう意味すら分かっていなかった。あれから2年が過ぎ、僕はミックストマーシャルアーチストとして成長した。11月2日、僕の手が挙げられ、ベルトが腰に巻かれることを全く疑っていない。前回の対戦ではレスリングの技術をほとんど使わず、スタンドの打撃だけでエディに勝ったんだから、彼とはいつ、どこで戦っても完全に勝つ自信がある。僕のグラウンドゲームは前回の対戦でも見せた通り、打撃もレベルが上がっている。ベルトを巻いてから、より経験を積んできたんだ。ずっとジムで可能な限りベストファイターになる努力をしてきたことで、幅が広がり、強くなった」と話している。
一方のアルバレスも同じく今回の対戦が発表されたリリースに「いまもまだ、チャンドラーに負けたことで睡眠を妨害される。この黒星を自分の戦績から消し去りたい。長いこと掛かったけど、最終的にベラトールに戻ることにした。ケージにまた上がれることがハッピーだよ。全ての出来事に理由があると思っている。結果、僕も家族もハッピーだ。11月2日にベルトを奪い返す準備は整った」とコメントを寄せている。