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【Awards】2013年上半期ベストKO#10-#05、回転系&ヒジに注目

2013.06.30

#05 Lamas vs Koch

【写真】ラマスがコクを倒したように、スタンドでもグラウンドでも、カットでなくKOを奪うエルボーが増えている。

2013年上半期MMAPLANET Awards、第2弾はベストKO、第5位から第10位(※同率)の発表となります。
Photo by KEITH MILLS & GONGKAKUTOGI

【ベストKO第5位】
1月26日@UFC FOX 06
<フェザー級/5分3R>
リカルド・ラマス×エリック・コク

フェザー級トップコンテンダー対決。一度はタイトル挑戦に手が届いたコクに対し、テイクダウンで主導権を握る。フィニッシュとなった右エルボーの連打は圧巻。その攻撃を導き出した応用の効くテイクダウンにラマスの強さを見た。

【ベストKO第6位】
5月25日@UFC 160
<ライト級/5分3R>
TJ・グラント×グレイ・メイナード

フランキー・エドガーと名勝負を繰り広げたグレイ・メイナードが再度、王座挑戦をめざしTJ・グラントと対戦した。序盤はプレッシャーを掛けたメイナードだが、下がらないグラントが右ストレートでダウンを奪い、ヒザからのパウンドで大金星。

【ベストKO第7位】
3月16日@UFC 158
<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・エレンバーガー×ネイト・マーコート

ストライウフォースでウェルター級の頂点を究めたマーコートが、UFCにカムバック。やや入れ込み過ぎが、肩に力が入ったマーコートに対し、体格で劣るエレンバーガーが体幹の強さを発揮し、ダウンを奪うとパウンドの連打で試合を決めた。

【ベストKO同率7位】
4月13日@TUF17Finale
<ミドル級/5分3R>
クリントン・ヘスター×ブリストル・マルンデ

TUF16出演のマルンデと、シーズン17出演のヘスターの一戦。間合いを計り、打撃とテイクダウンの攻防。切れが無ければだるく映る試合で両者にブーイングが。最後はヘスターが、それまでの展開は関係ないかのようなヒジを見事に打ち込んだ。

【ベストKO同率7位】
―月―日@TUF17 Elimination R
<ミドル級/5分2R>
ユライア・ホール×アダム・セラ

1R残り4秒で、ユライア・ホールの後ろ回し蹴りがアダム・セラの顔面を直撃。あまりの激しいKO決着にダナ・ホワイト、チーム・ジョーンズ、チーム・ソネンの面々も声を失い、ユライア・ホール自身も顔を強張らせていた。

【ベストKO第10位】
1月19日@UFC FX 07
<ライト級/5分3R>
カリブ・ヌルマゴメドフ×チアゴ・タヴァレス

「不完全なサンボを柔術と呼ぶ」Tシャツを着て、ブラジルのファンを挑発したヌルマゴメドフは、拳を握って親指側を突き上げるような、ロングレンジの右アッパー一発でKO勝ち。UFC一の熱気を持つブラジルのファンを一瞬にして沈黙に追いやった。

#10 Newton vs Mo【ベストKO同率10位】
2月21日@Bellator90
<ライトヘビー級T準決勝/5分3R>
エマニュエル・ニュートン×キング・モー

レスリングのTNAとも契約し、鳴物入りでシーズン8ライトヘビー級Tに出場したキング・モーだが、準決勝でエマニュエル・ニュートンに155秒で敗れた。左のスピニングバックフィストという派手な技によるKO負けは、名前で勝てないMMAの難しさを見せつけた。

【ベストKO同率10位】
5月25日@UFC160
<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス×マーク・ハント

マーク・ハントが初回に足を負傷したが、あの豪腕を相手にパンチ勝負を挑んだシガノの打撃の強さに驚愕。柔術ベースだが、真正ストライカーは初回から右ストレートでハントからダウンを奪う。2Rにはテイクダウンも織り交ぜ、最後は圧巻の後ろ回し蹴りでケリをつけた。

(ベストKO部門、続きはコチラ

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