【UFN80】ダナ・ホワイトに見出されたセイジ・ノースカット、19歳のオクタゴン2戦目
10日(木・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスで開催されるUFN80「Namajunas vs VanZant」。
メインに組まれた女子ストロー戦=ローズ・ナマジュナス×ペイジ・ヴァンザントを筆頭に、TUF Nation ミドル級優勝のアライアス・セオドロ、TUFブラジル03ヘビー級を制しながらミドル級で戦うアントニオ・カーロス・ジュニオールという将来性を買われたファイターが多く出場する。なかでも、今大会の趣旨にピタリとはまるのがコディー・フィスターと戦うセイジ・ノースカットだ。
ノースカットはそれこそ男子版ペイジ・ヴァンザントとして注目を集める19歳。4歳の時より父親に空手の指導を受け、少年の部で世界タイトルを含め数々のタイトルを獲得。キックボクシングでも15勝0敗とレコードを持ち、MMAへ。ハイスクールでレスリングを経験し、その後はグレイシーバッハの支部で紫帯を獲得したノースカットは生まれ故郷テキサス・ベースのレガシーFCで主なキャリアを積み、戦績5勝0敗でUFCと契約している。
そして10月のUFC192におけるフランシスコ・トレビノを相手に僅か57秒、TKOデビューを飾った。UFC史上3番目に若い年齢でオクタゴン初陣を戦ったノースカットが、他のファイターよりも注目度が高いのは、UFC Fight Passのコンテンツである『ダナ・ホワイト、ルッキング・フォー・ア・ファイト』という番組で見いだされたファイターだからだ。
同プログラムはダナがマット・セラなどとローカルショーを視察し、才気溢れるファイターを発掘するというもの。ノースカットは8月28日のレガシーFCで、華麗な足技から豪快なスラム、バックを取ってロッキー・ロンをRNCで下した試合で彼らの御めがねにかなった。そんなシンデレラ・ストーリーを地でいく19歳の2戦目は、さらに注目度が上がっている。
■ UFN80対戦カード
<女子ストロー級/5分3R>
ローズ・ナマジュナス(米国/3位)
ペイジ・ヴァンザント(米国/7位)
<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国/14位)
マイケル・キエーザ(米国)
<ライト級/5分3R>
セイジ・ノースカット(米国)
コディー・フィスター(米国)
<ミドル級/5分3R>
アライアス・セオドロ(カナダ)
チアゴ・マヘタ・サントス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
ジョン・ハワード(米国)
<ウェルター級/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
セルジオ・モラエス(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
ケビン・ケイシー(米国)
<バンタム級/5分3R>
アルジャメイン・ステーリング(米国/5位)
ジョニー・エドゥアルド(ブラジル/10位)
<ウェルター級/5分3R>
サンチアゴ・ポンジニビョ(アルゼンチン)
アンドレアス・シュタール(スウェーデン)
<ウェルター級/5分3R>
ネイサン・コイ(米国)
ダニー・ロバーツ(英国)
<フェザー級/5分3R>
ズベア・トホゴフ(ロシア)
フィリップ・ノヴァー (米国)
<女子ストロー級/5分3R>
ケイリン・カーラン(米国)
エミリー・ケイガン(米国)