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【UFC193】ハイキックで目が覚めた? マシューズがエルボーでアレオラをドクターストップに

<ライト級/5分3R>
ジェイク・マシューズ(豪州)
Def.2R終了時 by TKO
アクバル・アレオラ(メキシコ)

大歓声を背にしたマシューズがまずは右ローを蹴り込む。サウスポーのアレオラは左ストレートから左ロー、続く左ストレートをヒットさせる。マシューズは左を受けつつ、左ハイをキャッチ。足を抜いたアレオラのローで体がよれる場面も見られたマシューズが組んでケージ際へ。右ヒザをボディに受けたアレオラが、低いとばかりにレフェリーを見やる。オクタゴン中央に試合が戻ると、マシューズはローを蹴った際に足払いを受けるようにバランスを崩し、起き上がり際でパンチを被弾する。

続いて左ストレートで動きが止まったマシューズは左ハイ、続いてワンツーを打ち込まれてダウン。バックを取ったアレオラが両足をフックして背中を伸ばす。パンチを落としながらRNCを狙うアレオラ。尻を上げたマシューズが懸命にRNCを防ぎ、前方にアレオラを振り落すと、タイムアップまで30秒間殴り続けて2Rに光明を見出した。

2R、マシューズは危機を脱して体が温まったか右ハイから、スムーズにダブルレッグでテイクダウンに成功する。インサイドガードのジェイムスはエルボーを連続で入れる。体を丸めるようになったアレオラに強烈な勢いでヒジと拳を落とすマシューズは、上体を起こしてエルボーを打ち込む。流血のアレオラに引き続き左右のエルボーをパンチとのコンビネーションで入れる。アレオラのスイープ狙いを頭をついて凌ぐと、さらにエルボーを続ける。背中をつけたまま耐える一方となったアレオラだったが、なんとかラウンド終了まで試合を持たせた。

しかし、インターバル中にアレオラの傷をチェックしたドクターが試合続行不可能と判断しマシューズの勝利が決まった。

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