【UFN77】粘るホールマンを右フックでオリヴェイラがKO
<ライト級/5分3R>
アレックス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3R0分51秒by TKO
ピヨトル・ホールマン(ポーランド)
左ジャブを伸ばし、ダーディボクシングでホールマンを攻め立てるオリヴェイラ。距離を取ると左ハイから右前蹴りを見せる。果敢に打撃を振るい組み付こうとするホールマンを、ジャブやストレートで削っていくオリヴェイラは、テイクダウン狙いをスプロールし、下がったホールマンにヒザ蹴りを見舞う。そのままケージにホールマンを押し込み、ヒザをボディに入れると、ダブルレッグへ。
流血のホールマンはケージを背にして耐えるが、オリヴェイラは首相撲からヒザ蹴り、そしてアッパーを打ち込む。残り1分、離れて右ストレートを2発入れたオリヴェイラは、右ローから右アッパーをヒットさせてホールマンをケージに押し込むなど圧倒した。
2R、ショートのフックを必死に打ち込むホールマンは、右ストレートを被弾しながら直後にダブルレッグを決める。ガードのなかからホールマンがエルボーを落とす。オリヴェイラは一瞬、三角絞めを狙うも左手首を掴まれながらホールマンは右の鉄槌を続ける。残り2分30秒、ブレイクが掛かり試合がスタンドに戻ると、オリヴェイラのローでホールマンがバランスを崩しバックを譲る。前方にオリヴェイラを落としたホールマンが上四方から抑え込みサイドへ。オリヴェイラはハーフに戻すが、トップを譲った状態が続いた。
最終回、オリヴェイラが飛び込みながらヒザ蹴り、左ジャブでホールマンを突き放す。ホールマンは左フックを伸ばし、ジャブに負けじと前に出るが、オリヴェイラの右スフックをまともに被弾し後方に崩れ落ちる。即レフェリーが試合を止めて、オリヴェイラがTKO勝ちを決めた。