【Pancrase271】初回に腕十字でピンチも、リルデシがしっかりとRNCを極める
【写真】初回を失ったリルデシは2RにRNCを極めて「試合は何が起こるか分からない。2Rに極めることができて良かった」と試合を振り返り王座挑戦をアピールした(C)MMAPLANET
<フライ級/5分3R>
リルデシ・リマ・ディアス(ブラジル)
Def.2R4分28秒by RNC
上田将竜(日本)
距離を取る両者。リルデシは思い切り踏み込んでサイドキックから左ミドルへ。続く後ろ回し蹴りは空振りとなり、上田がケージに押し込む。体を入れ替えつつ両者がテイクダウンが奪えず離れると、リルデシは手を着いて回転系の蹴りを見せる。リルデシはシングルレッグからケージに押し込みテイクダウンを奪ったが、下からアームロックを仕掛けた上田が腕十字をセットアップ。首に足を掛けて耐えたリルデシは初回を失った。
2R、上田はテイクダウンに成功し、トップからリルデシを攻める。リルデシが足を上げてきても頭を下げずに三角は許さない。上田はパウンド、リルデシはエルボーも下の展開が続く。鉄槌をまとめる場面もった上田だったが、リバーサルされトップを譲ってしまう。リルデシはギロチンをセットしつつマウントへ。殴られるのを嫌がった上田は背中を見せると、リルデシはRNCへ。しばらくは耐えていた上田だったが、背中を伸ばされてついにはタップを強いられた。