【Polaris02】ゲイリー・トノン、足関十段=今成からヒールでタップ奪う
<ノーギ/15分1R>
ゲーリー・トノン (米国)
Def.by ヒールフック
今成正和(日本)
スライディングから足関節を狙ったトノンに対し、今成がアキレス腱固めを仕掛ける。足を抜いたトノンからもう一度足を取りにいくと、トノンがヒールへ。まるで動じない今成に対し、トノンは足をリリースして、立ち上がると非常に変わった形で今成の足を肩の上で抱える。今成がこれを戻して足関を取りにいくと、トノンはアウトサイド・ヒールフックを右足に仕掛け、左へ回転。上を向いたところで一捻りを加えると、今成がタップした。
「彼はレジェンド。戦ってくれて感謝している。作戦は自分の足関節を試すことだった。次はIBJJFのノーギワールドで勝ちたい」とポイント柔術を否定しないトノンのコメントは好感が持てた。対して今成は「強かったです。試合でトレーニングを変えることはなく、いつも通りの練習をしてきました。(もう一度戦いたいか?)ハイ」とらしく淡々と答えた。