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【HERO LEGENDS】延長戦の末、判定勝ちした郷野聡寛の腰にベルトが巻かれる

<アジアチャンピオンリーグ72キロ王座決定戦/3分3R>
郷野聡寛(日本)
Def.EX R 10-9
シンバード・シットバン(タイ)

ブラジル国旗をまとってリングインした郷野。フィジカルでは明らかにシンバードに上回っている。シンバードが左ロー、郷野が右ローを返す。間合いの取り合いからシンバードが前に出てパンチからヒザ蹴り、試合がリング中央に戻ると右ローを見せる。続いて右ミドルを繰り出したシンバードに対し、郷野は蹴りを掴んでパンチで距離を詰めるがクリンチとなり分けられる。

残り1分、右ローを入れたシンバードは郷野のスピニングバックフィストを避ける。ワンツーで前に出た郷野が頭が当たるとアピールする。距離が詰まると首相撲になるシンバードに対し、郷野はボディロック。右フックを被弾し、パンチを返そうとしたところで初回が終了した。

2R、左ジャブから右ローを入れた郷野。ハイは空振りになるが前に出てプレッシャーを与える。首相撲からヒザのシンバードを抱え上げた郷野に注意が与えられるが、右フックを顔面にヒットさせる。シンバードがヒザ蹴りと右ハイ、郷野は二段ヒザ蹴りを繰り出す。郷野の右ハイをスウェイでかわしたシンバードがローを続ける。さらにヒザ蹴りを見せたシンバード。その蹴り足をキャッチした郷野がトップロープから落としそうになる。その後、郷野はスピニングバックフィストを決め試合は最終回に。

右フック、右ローで前に出る郷野。シンバードはロープを背負った状態から、飛び込んで足払い。郷野が背中をマットにつける。郷野はここで後ろ回し蹴りも当たりは浅い。ならばと接近戦でボディを連打する。クリンチが目立ってきたシンバードに対し、郷野はパンチで飛び込んでショートフックという試みを続ける。とにかく距離が詰まると組んでくるシンバード。最後に郷野も飛び込みながらアッパーを放った。

タイムアップとなり両者、両手を高く掲げる。裁定はドローで延長ラウンドへ。コーナーで息を整えた郷野が右ローから飛び蹴り。シンバードのローに対し、距離を詰めてボディフックを連打する。シンバードは右ミドル、郷野は右ストレートを繰り出す。前に出た郷野を首相撲に取られてヒザを入れたシンバード。郷野も右ハイを見せるも、これは空振りに。コーナーに下がるシンバードに右ローを入れた郷野、蹴り足を掴んで右ボディーストレートを伸ばす。

最後の1分、前に出る郷野にヒザを合わせようとするシンバード。と、シンバードの左ジャブが郷野の顔面を捉える。続いて右ローを蹴り合い、組み合いのなかでタイムアップに。結果、前に出る姿勢を見せ続けた郷野の左手が挙げられ、その腰にベルトが巻かれた。

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