【InvictaFC14】UFC参戦に向け、エヴィンガーが無敗のセクシースクランブルの挑戦を受ける
【写真】セクシー・スクランブルの異名を取る挑戦者のキアンザドと、とてもスタイリッシュとはいえない王者エヴィンガー。もちろんルックスで勝負が決まるものではない (C)GONGKAKUTOGI
10日(月・現地時間)、Invicta FCより9月12日(土・同)にミズーリ州カンザスシティのムニシパル・オーデトリアムで行われるインヴィクタFC14のラインナップが発表された。
メインイベントは浜崎朱加が女子アトム級王座を獲得した7月のベガス大会で予想を覆しメキシコの新鋭アイリーン・アルダナをグラウンドで圧倒、最後は4RにグラウンドでのヒジとパンチでTKO勝ち=女子バンタム級王座に就いたトーニャ・エヴィンガーの初防衛戦が組まれた。
アトム級王者の浜崎と違い、最高峰UFCに階級が存在する女子バンタム級だが、ベルトを巻いた夜に「私はまだUFCで戦うには早い」とエヴィンガー本人が語っていたように、そのままインヴィクタに留まりパニー・キアンザドの挑戦を受けることとなった。Cage Warriorsのチャンピオンだったキアンザドもベガス大会に出場しており、ジェシー・ローズクラークとのタフマッチを制して、今回の挑戦権を得ている。アレックス・デイビスやサラ・マクマンというUFCファイターに遅れを取ってはいるもののその後は5連勝中のエヴィンガー、デビュー以来8連勝中のキアンザド戦をクリアすれば、自然とロンダ・ラウジー独り勝ち状態のUFC女子バンタム級戦線に加わる権利が巡ってくるだろう。
また既に発表されていた王者リヴィア・ヘナタ・ソウザにアレクサ・グラッソが挑戦する予定だった女子ストロー級タイトルマッチは、グラッソのケガにより延期されることも併せて発表されている。