【ONE29】公開計量終了。メインはビビアーノの防衛戦、セミ前は全てミャンマー人選手
【写真】これはプロモ撮影の写真か……。なお同大会は前回の中国大会に続き、ライブストリーミングは行われない (C)ONE
17日(金・現地時間)、18日(土・現地時間)にミャンマーの首都ヤンゴンはトゥウンナ・スタジアムで開催されるONE 29「Kingdom of Warriors」の公開計量が行われた。
メインはビビアーノ・フェルナンデスが、ONE初出場のフィリピン人ファイター=トニ・タウルの挑戦を受けるONE世界バンタム級選手権試合。タウルは母国や英国のCWFCで戦績を積み重ね10勝1敗1分のレコードを持つものの、対戦相手は無名ファイターのみ。ビビアーノが圧倒的に優位と見てもおかしくない試合だ。
全8試合が予定されているONE初のミャンマー大会はこの世界戦出場選手と、女子マッチで相対するジェニー・ファンとエレナ・パシーナがそれぞれ台湾とロシアからの参戦となるが、それ以外の6試合、12出場ファイターは全てミャンマーのロコファイターというもの。ここまでローカル色の強いイベントはONEでも初めてのこととなるが、ある意味、東南アジアでのMMAの普及が第二段階に入ったという見方もできる。
25日に日本大会を開催するROAD FCも中国資本を手にし、当然のように大陸への進出は決定的。東南アジア、中国、MMA発展途上国でのイベント開催が増えてくると、実力差のある日本のトップどころ、トップ下という選手にはなかなか出場機会が巡って来なくなる恐れもある。
なお、同大会の計量結果は以下の通りだ。
■ONE29計量結果
<ONE世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ビビアーノ・フェルナンデス:61.2キロ
[挑戦者] トニ・タウル:61.18キロ
<アトム級>
ジェニー・ファン:47.7キロ
エレナ・パシーナ:48.0キロ
<ミャンマー・フェザー級T準決勝/5分2R>
ミン・テ・ゾー:64.6キロ
ミョー・マン・ティ:63.5キロ
<ミャンマー・フェザー級T準決勝/5分2R>
ヘ・ヘ・レイ:62.9キロ
タ・ピエ・ニョウ:65.6キロ
<ミャンマー・フェザー級T補欠戦>
ポー・ドー:65.6キロ
カリアー・シン・トゥー:65.6キロ
<ミャンマー・ライト級T準決勝/5分2R>
ドウナー・アウン:66.4キロ
ソウ・バ・ウー:69.0キロ
<ミャンマー・ライト級T準決勝/5分2R>
トゥウェー・ティ・アウン:69.0キロ
ソウ・デー・ウー:65.9キロ
<ミャンマー・ライト級T補欠戦>
ソウ・エル・レイ:69.5キロ
ソウ・フラ・ドー:70.3キロ