【UFN69】ココは落とせない。佐々木憂流迦がラピルー戦でUFC2勝目を目指す
【写真】眼窩底骨折から復帰戦。ULKAがベルリンでケージに再び足を踏み入れる(C)MMA IN ASIA
20日(土・現地時間)、ドイツはベルリンO2 Worldで行われるUFC Fight Night 69「Jędrzejczyk vs Penne」。
日本から川尻達也と共に出場する佐々木憂流迦が、テラー・ラピルーと対戦する。憂流迦は昨年8月のマカオ大会でローラン・デロームを相手に66秒RNCで一本勝ちデビューを飾ったものの、12月のブラジル大会でレアンドロ・イッサに逆に首を極められタップアウト負けを喫している。
その試合で眼窩底骨折した憂流迦にとって、7カ月振りのオクタゴン。対戦相手のラピルーはキャリア9勝1敗のフランス人ファイターで。4月のポーランド大会でUFC初陣を判定勝利で飾っている。とはいっても対戦相手はTUFチャイナ出身のロッキー・リーということもあり、その実力は未知な部分が多い。
サウスポーの構えから繰り出される左ストレート、そして左ヒザに加え、フロント系チョークを使いリーを圧倒していた。リーと違い、憂流迦もサウスポーだけにヒザ蹴りなど、どれだけ有効となるかは分からないが、右からの打撃があることも想定しておきたい。
いずれにせよ、憂流迦としてはスタンド戦を優位に運ばなければ、組み付いたところでギロチンチョークに捉えられる可能性もある。理想はボディロックからウィザーを許さずバックに回り込む展開。オクタゴンに弱い選手はいないのが現状だが、上を目指すには負けられない相手であることは間違いない。
■UFN69対戦カード
<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヨアナ・イェンジェチック(ポーランド)
[挑戦者] ジェシカ・ペネ(米国/3位)
<フェザー級/5分3R>
デニス・シヴァー(ドイツ/12位)
川尻達也(日本/15位)
<ウェルター級/5分3R>
ペーター・ゾボタ(ドイツ)
スティーブン・ケネディー(豪州)
<ライト級/5分3R>
ニック・ハイン(ドイツ)
ルカス・サエウスキ(ポーランド)
<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)
マシオ・フーレン(メキシコ)
<ライト級/5分3R>
マイルベク・タイスモフ(ロシア)
アラン・パトリッキ(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
ニクラス・バックストルム(スウェーデン)
ノード・ラハット(イスラエル)
<ミドル級/5分3R>
スコット・アスカム(英国)
アントニオ・ジュニオール・アルファ・ドスサントス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ピヨトル・ホールマン(ポーランド)
マゴメド・ムスタファエフ(ロシア)
<バンタム級/5分3R>
テラー・ラピルー(フランス)
佐々木憂流迦(日本)