【Invicta FC13】インヴィクタFCでトリプルクラウン実現。浜崎朱加、女王エリカ様に挑戦決定!!
【写真】持って生まれた体と意志の強さが感じられるチブルシオに挑む、浜崎。ラスベガスで歴史に一歩を記したい(C)MMAPLANET
11日(木・現地時間)、インヴィクタFCが7月9日(木・同)にネヴァダ州ラスベガスのザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスで開催する次回大会=Invicta FC13で3階級のタイトル戦を組むことを正式発表した。
2月末から、今大会はUFC International Fight Weekの一環としてクリス・サイボーグをメインに、7月10日にインヴィクタにとって初のラスベガス大会として開催されるという情報が行き交っていた。実際にはイベントデーは1日繰り上げられ9日、会場は11日(土・同)にUFC189が行われるMGMより1キロほどストリップを北上したザ・コスモポリタンに決まった。メインは2月の時点で示唆されていた通りサイボーグが登場、さらにこの日アトム級選手権試合に日本の浜崎朱加が出場することも明らかとなった。
クリス・サイボーグの持つインヴィクタFC女子フェザー級王座にニュージーランドのフェイス・ヴァン・ドゥインが挑戦する一戦を控え、セミはバメキシコの新星イレネ・アルダナがベテランのトーニャ・エヴィンガーとの女子バンタム級王座決定戦に臨む。そして3つ目のタイトル戦=女子アトム級タイトルマッチで浜崎がエリカ・チブルシオに挑むことが決まった。
この両者、昨年11月のインヴィクタFC09で対戦予定だったが、チブルシオのビザ取得が間に合わず実現しなかったという経緯がある。その後、12月のインヴィクタFC10でミッシェレ・ウォーターソンの持つアトム級王者挑戦のオファーを受けた浜崎だったが、大晦日のDEEP DREAMでV.V meiと国内48キロ級最強の座を賭けた戦うことを選択。
この一戦をクリアし世界を目指すという浜崎陣営が打ち立てたストーリーラインをヨソに、彼女に代わりウォーターソンと対戦したチブルシオが、予想以上の強さを見せて王座奪取。文字通り、インヴィクタに女王エリカ様が君臨することとなった。
浜崎は有言実行、大晦日のV.V mei戦でしっかりと勝利しこの大舞台に挑むわけだが、ウォーターソンの打撃に屈せず、さらには一本勝ちしてしまうチブルシオは本当に強い選手。真の意味で海外ではなく世界へのチャレンジとなる。
そんな浜崎が迎える大一番はUFCインターナショナル・ファイトウィークのなかで開かれる。米国ムエタイのメッカ、ライオンファイトでファビオ・ピンカやヨアナ・バースが登場。先ごろJMLからJMMAFに名称変更し、加盟した国際的なアマチュアMMA組織=IMMAFの世界大会、さらに柔術やノーギ・トーナメントにアマキック北米大会、そしてUFC189にTUF21フィナーレが見られる1週間、そういう意味では女子MMAもメインストリームで存在感を見せつける良い機会。ブラジル、ニュージーランド、メキシコ、日本と米国、5カ国のファイターが世界戦を戦う力の入ったマッチメイクが、インヴィクタの心意気の表われといえよう。
■ 対戦カード
<Invicta FC女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] クリス・サイボーグ(ブラジル)
[挑戦者] フェイス・ヴァン・ドゥイン(ニュージーランド)
<Invicta FC女子バンタム級王座決定戦/5分5R>
トーニャ・エヴィンガー(米国)
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
<Invicta FC女子アトム級選手権試合/5分5R>
[王者] エリカ・チブリシオ(ブラジル)
[挑戦者] 浜崎朱加(日本)
<女子バンタム級/5分3R>
パニー・キアンザド(スウェーデン)
ジェシー・ローズクラーク(豪州)
<女子アトム級/5分3R>
アンバー・ブラウン(米国)
キャサリン・コスティガン(アイルランド)
<女子ストロー級/5分3R>
エイミー・モンテネグロ(米国)
ジェイミー・モーイル(米国)
<女子フェザー級/5分3R>
マリナ・シャフィア(モルドバ)
アンバー・リーブロック(米国)