【WSOF21】もはや敵なし状態、ランス・パーマーが完勝でフェザー級王座防衛に成功
<WSOF世界フェザー級選手権試合/5分5R>
ランス・パーマー(米国)
Def.1R4分28秒by RNC
クリス・ホロデッキー(カナダ)
サウスポーのパーマーに対し、ホロデッキーがまずは右ハイを繰り出す。左右に動くパーマーは左ロー、ホロデッキーが右フックを狙う。前蹴りで間合いを取るチャレンジャーに対し、パーマーが左ストレート。相打ちでホロデッキーも左を当てる。引き続き左ストレートを伸ばしたパーマーは、ホロデッキーの左ジャブに距離を取りローを蹴りこむ。ここにフックを合わせようとしたホロデッキーだが、ショートのワンツーを放ったところでシングルレッグであっさりとテイクダウンを奪われる。
バックコントロールからホロデッキーの体を伸ばしたパーマーは、右回りに体を動かし一瞬にしてバックマウントを奪取しフェイクロックへ。自ら技を解いたパーマーに対し、続く肩固めを抜けたホロデッキーがトップを取り返す。直後に試合がスタンドに戻ると、ホロデッキーの右ストレートにパーマーがダブルレッグ、ケージに押し込んでバックへ。そのまま寝技で背中が伸びたホロデッキーにパンチを連打する。王者は再びフェイスロックへ、成す術なくホロデッキーはタップし、パーマーが改めてその強さを見せつけた。もはやWSOFフェザー級戦線に敵なしといっても過言でないランス・パーマーだ。