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【UFN67】鮮烈、切る――ではなく倒すコンディットのヒジ打ち。アウベスを続行不可能に追い込む

<ウェルター級/5分5R>
カーロス・コンディット(米国/4位)
Def.2R終了時by TKO
チアゴ・アウベス(ブラジル/12位)

試合はコンディットの左ハイでスタート。アウベスはしっかりブロックし、続くワンツーも距離を取る。アウベスは右回りのコンディットに左ロー、ワンツーから右ハイにもしっかりと反応し、重い右ローを入れる。前蹴り左ミドルハイと蹴り技で突破口を開こうとするコンディットに対し、アウベスは手数も控えめに間合いを測る。コンディットの右エルボーに、アウベスが左エルボーを返し、右ロー!! コンディットは引き続きパンチからハイキックという流れを見せるも、アウベスはミドル、左フックに重い重い右ローを蹴りこむ。残り15秒で右ストレートを入れたアウベス、手数ではコンディットだが圧力では上回った。

2R、コンディットは引き続きワンツーからハイで距離を取ろうとすると、アウベスは左ローを入れる。ここでコンディットの左エルボーを受けたアウベスがダウン。背中を預けて立ちあがろうとするアウベスに対し、コンディットが後方からパンチを継続して打ち込む。たまらず引き込んだアウベスは、一旦ガードを取りパンチを受けながら立ち上がってフックを返す。ここでテイクダウン狙いに切り替えたコンディット、アウベスがギロチンを仕掛ける。

頭を抜いたコンディットは、真っ向からの打ち合いのなかでエルボーを的確に入れボディロックからテイクダウン。顔面を真っ赤に染めたアウベスからマウントを奪い、バックに回ってRNCへ。上を向き、パンチを落とされながらスタンドに戻ったアウベスは、その後も回転バックヒジを受けるなど、絶体絶命のピンチをタイムに救われた。しかし、インターバル中にドクターが試合続行不可能と判断し、コンディットがTKO勝ちを決めた。

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