【RFC24】ミノワマンは殴り屋キム・デソンと、キム・スーチョルは中原太陽との対戦
【写真】キム・デソンはミノワマンと、中原太陽はキム・スーチョルと戦うことが決まった (C)MMAPLANET
29日(金)、7月25日(土)に東京都江東区の有明コロシアムで開催されるRoad FC24に出場するミノワマン、そしてキム・スーチョルの対戦相手、そしてメインカード最後の1試合の発表があった。
ミノワマンの相手はキム・デソン、明らかにチング系の香りがする風体の持ち主で、ファイトスタイルは元祖コリアンMMAというべき殴り合い上等のファイターだ。ミノワマンとしては如何にテイクダウンに持ち込むか。一発を受けると、即KO負けの危険性も十分にある。
一方、注目の来日となるキム・スーチョルの相手は中原太陽に決まった。中原は昨年12月のREALにおけるヤオ・ホンガン戦が対戦相手の減量失敗によりキャンセルとなっており、実に1年7カ月振りの実戦復帰。国内での試合は2010年の大晦日イブ=戦極での田村彰敏戦以来となる。中原とROAD FCの繋がりを強引に紐解けば、同門の安藤晃司にRFC参戦経験があり、Legend FC時代に現RFCフライ級王者チョ・ナムジンに勝利していることが挙げられる。
打撃も組み技も綺麗なイメージのある中原、キム・スーチョルの圧力をいなし切る、あるいは受け止めて跳ね返すような試合ができれば、この間の不遇な時を一気に取り戻すことができるビッグファイトとなる。
今回、発表があったもう1試合はライト級キム・スンヨン×大原樹里の一戦だ。キム・スンヨンはRFC版TUF=チュモギオンダ出身でまだキャリア1戦1勝のルーキー、5月2日のRFC23におけるムングオスズ・ナンディンエルデン戦でプロデビューを飾ったばかり。モンゴルの豪腕ナンディンエルデン戦では右フックを受けて危ない場面もあったが、ヒザ蹴りの連打でKO勝ちを収めている。この試合は明らかに韓国の市場を意識したカード、ROADの新人がキャリアで大いに上回る日本人に挑む──というストーリーラインが見える。
大原はキム・スンヨンのデビュー戦から1週間後に、DEEPで難攻不落のフェザー級王者・横田一則とノンタイトル戦で戦い判定負けを喫している。ROADの狙いは乱打戦、大原には粘っこい首相撲からヒザで、逆噛ませ犬的な状態を打破してほしいところだ。
■ROAD FC24対戦決定カード
<RFCミドル級王座決定戦/5分3R+Ex>
福田力(日本)
ジョン・オジン(韓国)
<88キロ級契約/5分3R>
ユン・ドンシク(韓国)
高瀬大樹(日本)
<無差別級/5分3R>
チェ・ホンマン(韓国)
カルロス・トヨタ(日本)
<ヘビー級/5分3R>
チェ・ムベ(韓国)
川口雄介(日本)
<ミドル級/5分3R>
ミノワマン(日本)
キム・デソン(韓国)
<バンタム級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
中原太陽(日本)
<女子アトム級/5分2R>
パク・ジヘ(韓国)
しなしさとこ(日本)
<ライト級/5分2R>
大原樹里(日本)
キム・スンヨン(韓国)
<バンタム級/5分2R>
佐藤将光(日本)
キム・ミンウ(韓国)