【UFC187】公開計量終了。ワイドマンがヴィトーに「アイツはまだ人を欺いている」とドッキリ発言!!
明日23日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで開催されるUFC 187「Johnson vs Cormier」の公開計量が22日(金・同)に行なわれた。
ジョン・ジョーンズが剥奪されたUFC世界ライトヘビー級王座を争うダニエル・コーミエーとアンソニー・ジョンソンはステアダウンでも肩を抱いて挨拶するなど、両者とも非常に落ち着いた様子だった。ところがコメントを求められると、コーミエーが「またタイトル挑戦の話が舞い込んできたことはアメージングだ。明日はアンソニー・ジョンソンが俺を倒すのには不十分だということを証明するよ。明日、UFC世界チャンピオンになる」と挑発的なコメントをして、ファンのブーイングを浴びる。
これを受けて笑顔を見せたジョンソンは「まず、ここに集まってくれたファンに感謝したい。彼がどんな意見を持っていても構わない。明日、ハッキリするよ」と余裕の表情で語った。
険悪だったのが、セミでUFC世界ミドル級王座を賭けて戦う王者クリス・ワイドマンと挑戦者ヴィトー・ベウフォートだ。フェイスオフで何やら口論が続き、ヴィトーはインタビューを受けずにステージを下りてしまう。檀上に呼び戻されたヴィトーは「みんな、調子はどうだ? 南米、ブラジルの皆は? (UFC12で初めて戦い、UFC187で王座に挑戦することについて)夢のようだよ。俺は夢の中を生きている。準備はできている」と話した。
一方ワイドマンは「俺より10歳も年上なのに、まだテストステロン値が上だ。アイツはまだ人を欺いている。目にモノいわせてやるよ」と興奮気味に言い放った。このコメントにインタビュアーのジョー・ローガンは目を見開く一幕も見られた。
計量ミスはローズ・ナマジュナスと対戦するニーナ・アンサロフのみ。ファイトマネーの20パーセントを没収され、契約体重マッチとなる。
■ UFC187 計量結果
<UFC世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
アンソニー・ジョンソン:205ポンド(92.99キロ)
ダニエル・コーミエー:205ポンド(92.99キロ)
<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] クリス・ワイドマン:184ポンド(83.46キロ)
[挑戦者] ヴィトー・ベウフォート:185ポンド(83.92キロ)
<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ:156ポンド(70.76キロ)
ジョン・マクデッシ:155.5ポンド(70.53キロ)
<ヘビー級/5分3R>
トラヴィス・ブラウン:236.5ポンド(107.28キロ)
アンドレイ・オルロフスキー:241ポンド(109.32キロ)
<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス:125.5ポンド(56.93キロ)
ジョン・モラガ:126ポンド(57.15キロ)
<フライ級/5分3R>
ジョン・ドッドソン:125.5ポンド(56.93キロ)
ザック・マコウスキー:126ポンド(57.15キロ)
<ウェルター級/5分3R>
キム・ドンヒョン:170.5ポンド(77.34キロ)
ジョシュ・バークマン:170.5ポンド(77.34キロ)
<ミドル級/5分3R>
ユライア・ホール:186ポンド(84.37キロ)
ハファエル・ナタウ:185.5ポンド(84.14キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ローズ・ナマジュナス:116ポンド(52.62キロ)
ニーナ・アンサロフ:120ポンド(54.43キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マイク・パイル:171ポンド(77.57キロ)
コルビー・コビントン:170.5ポンド(77.34キロ)
<ライト級/5分3R>
イスラン・マカチェフ:155.5ポンド(70.53キロ)
レオ・クンツ:155.5ポンド(70.53キロ)
<フライ級/5分3R>
ジャスティン・スコッギンス:126ポンド(57.15キロ)
ジョシュ・サンポ:126ポンド(57.15キロ)