【UFN64】モラエス、最終回にTDからマウント→バックマウントで勝利勝ち取る
<ウェルター級/5分3R>
セルジオ・モラエス(ブラジル)
Def.3-0:29-28,29-28,29-28
ミカエル・リブー(フランス)
右フックを見せたモラエス。再び右フックを振るい前に出たモラエスに対し、リブーがローを返す。さらに左ストレートを伸ばすリブーは左ロー、左ジャブをダブルで放っていく。リブーの右を被弾したモラエスがテイクダウンを狙うも切られる。モラエスのローに右フックを合わせたリブーが、スタンドでペースを掴みつつある。モラエスは真っ直ぐのパンチがないが、残り30秒で組み付いてケージにリブーを押し込む。残り10秒でテイクダウンを取ったモラエス。ジャッジはどちらのラウンドとするか。
2R、リブーが左ジャブを伸ばし、右ローを蹴り込む。モラエスのオーバーハンド、アッパーは共に空振りに。ようやく右ストレートをヒットさせたモラエスだが、その後もペースを握るには至らない。リブーもパンチのクリーンヒットはなく、一進一退、決め手のない打撃戦が続く。1Rとは逆に最後の30秒でテイクダウンを狙ったリブーだったが、倒し切れずヒザ蹴りを見せた。
最終回、モラエスはテイクダウン狙いのフェイク、左右の振りの大きなパンチから前蹴りを入れる。リブーはローからジャブをヒットさせたが、モラエスが右を打ち込んでそのまま組んでテイクダウンに成功する。ハーフから足を抜いてニーインベリー、ニアマウントもリブーがハーフに戻す。一瞬のパスからマウント、サイドに戻ってしっかりと抑え込んだモラエスは、自ら足首を掴んでマウントへ。残り35秒、バックマウントから四の字フックのモラエスは背中に張り付いて右腕を右足でフックしRNCへ。リブーは胸を合わせてパうんちを狙ったところでタイムアップに。ジャッジは3者とも29-28でモラエス勝利を支持した。