【UFN100】柔術世界王者モラエス、打撃でも負けずオットーに(?)なスプリット判定勝ち治める
<ウェルター級/5分3R>
セルジオ・モラエス(ブラジル)
Def.2-1;30-27.30-27.28-29
ザク・オットー(米国)
右ストレートで前に出たモラエス。オットーは右フックを打つ。モライスの右ハイにも下がらず、プレッシャーを掛けるオットーが左ジャブ、右フックを狙う。モラエスはシングルレッグからもう一方の足を払ってテイクダウンに成功する。オットーがクローズドガードで固め、モライスはケージ際に移動していく。ガードを開いたオットーに対し、モラエスが右足を抜いてパスを狙う。オットーは両足を戻し、このまま初回が終了した。
2R、オットーは右を伸ばしてショートの連打を繰り出す。モラエスは右をヒットさせる。前に出てきたオットーに左ジャブを当てたモラエスは、大きな左フックを振るっていく。ガードの上からオットーが左ハイを返し、左ストレートを入れると、モラエスがまた右オーバーハンドを当てる。残り80秒でモラエスはシングルレッグを狙うも、これはオットーが防ぐ。モラエスの右にオットーは左、ならばとワンツーをさらに打ち込む。左ミドルを蹴り込んだオットーだが、このラウンドもモラエスがモノにした。
最終回、モラエスが左フック、オットーが間に出るところを狙うのも変わりない。右フックを被弾したオットーがふらつき、モラエスが組んでトップを奪取する。スクランブルから立ちあがったオットーは左ミドル。柔術世界王者はその後もスタンドの攻防で真っ向からやりあがったが、左ストレートを受けて下がる。残り2分、明らかに疲れているモラエスだが、右をヒットさせる。オットーは左ミドルから前に出るも、ここでもモラエスの左フックが顔面を捉える。
オットーも左ストレート、左フックで最後まで勝負を諦めず、左ミドルを入れる。左ストレート、右フックを打ち込むオットーに対し、モラエスも思い切り左を打ち返しタイムアップに。ジャッジ1人はなぜかオットーにつけたが、スプリットでモラエスが判定勝ちを手にした。