【UFN63】ジョンソンが初回終了3秒前にマウントパンチでTKO勝ち決める
<ヘビー級/5分3R>
ティモシー・ジョンソン(米国)
Def.1R4分57秒by TKO
シャミル・アブドゥラヒモフ(ロシア)
右フックを振るいつつ前に出るジョンソン。アブドゥラヒモフが蹴り足をキャッチして、右を伸ばす。サウスポーのジョンソンが組みつくも、アブドゥラヒモフは体を入れ替えてケージに押し込む。自ら離れたアブドゥラヒモフは右をヒット。さらにジョンソンの前進に右アッパーを合わせず。怯まず組みにいくジョンソンに対し、アブドゥラヒモフが体を入れ替えて逆にケージに押し込むが、途中で金網を掴んだかどでペネルティ、1ポイントの減点を受ける。
再開後、下がりながら右をヒットしたアブドゥラヒモフに対し、ジョンソンはすぐに組みへ。そのまま右腕を差し上げて、ケージにアブドゥラヒモフを押し込む。アブドゥラヒモフはここでも態勢を入れ替えてアッパー、そして距離を取り直す。アブドゥラヒモフは散打王者らしく蹴り足を掴んで姿勢を乱すところまで持っていくが、そこから後がなく逆にジョンソンのパンチを被弾する。ジョンソンは残り30秒でクリーンテイクダウン、即マウントに。左右のパンチを思い切り入れるとアブドゥラヒモフは、頭が左右に大きく揺れるようになりレフェリーが試合をストップした。試合後に関わらず、館内にはUSAチャントが鳴り響き、ロシア人を倒したジョンソンに大きな歓声が送られた。