【WSOF19】ハミル欠場の余波、LH級戦出場のスタークスが肩固めで一本勝ち。ミドル級王座挑戦アピール
<ライトヘビー級/5分3R>
クリフォード・スタークス(米国)
Def.2R4分11秒by 肩固め
ジェイク・ヒューン(米国)
マット・ハミルの欠場が決まり、テディー・ホルダーがチアゴ・シウバと対戦することになったため、ヒューンがミドル級戦に出場予定だったスタークスと戦うことに。肩回りなどはヒューンと遜色ない大きさを誇るスタークスが蹴り足を掴んでテイクダウンを奪うも、すぐに試合はスタンドに戻る。その後もテイクダウンの機会を窺っていたスタークスが残り2分半強になり、ケージ際でトップを取る。インサイドから細かいパンチを落としていたスタークスが、力を入れてパウンドを落とすと、抑えがルーズになりヒューンが立ち上がる。背中を預けながら立ち上がったヒューンはスピニングバックエルボーも、最後もテイクダウンを許して初回が終わった。
2R、開始直後にヒューンのヒザ蹴りが急所に入り試合が中断する。再開後、打撃戦を避けるようにテイクダウンに出たスタークスだが、ここでは抑え込む展開には至らない。立ち上がったヒューンが離れ際に鋭いパンチを放つも、足を滑らせ尻餅をつく。ここでスタークスがラッシュを掛けると、ヒューンが逆にダブルレッグへ。スタークスがスプロールすると、ヒューンはグラウンド状態の相手の頭部にヒザを入れ、1ポイントのペネルティが先刻される。リスタート後、すぐにテイクダウンを決めたスタークス。ヒューンはハーフからキムラを狙い、隙を作って立ち上がろうとしたが、スタークスがしっかりと抑え込む。ハーフから肩固めを仕掛けたスタークスが、逆サイドへスライドしたところでヒューンが観念したかのようにタップ。UFCで1勝2敗、Bellatorで2連勝後にWSOFにやって来たスタークスはミドル級王座挑戦をアピールした。