【Lion Fight21】大和哲也、163秒でロスを下し世界スーパーライト級王座獲得!!
27日(金・現地時間)、カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾート&カジノ内グランドボールルームにて開催されたLion Fight21。メインイベントで同イベントの世界スーパーライト級王者ケビン・ロスに挑んだ日本の大和哲也は、1RTKO勝利で新王座に就いた。
昨年11月のWBCムエタイ世界スーパーライト級タイトル獲得後、ライオンファイト参戦&米国進出を目標に掲げていた大和。2013年9月にライオンファイトで対戦したロスの持つライオンファイト世界スーパーライト級王座に挑戦した。前回の対戦では大和がスプリット勝利、今回も接戦が予想されたが、いざ蓋を開けてみれば一方的な試合展開となった。
試合開始からテンポよくロスの前足に左右のローを集める大和。ロスが右ローを蹴り返しても、丁寧に距離を取ってローを蹴っていく。ロスの右ストレートの打ち終わりに左フックも狙う大和は、徐々に右ローを効かせて得意の左ボディを叩き込む。さらに大和は左の三日月蹴りを突き刺すと、左ボディで追撃。これでロスの動きが止まり、左→右ヒジでダウンを奪う。
再開後、一気に勝負に出た大和は左ハイキックからパンチとヒジを連打する。最後はロスが棒立ちになり、額から流血したところでレフェリーが試合をストップ。大和が完勝といってもいいTKO勝利で、新王者としてベルトを巻いた。
■Lion Fight21試合結果
<世界スーパーライト級選手権試合/3分5R>
大和哲也(日本)
Def.1R2分43秒by TKO
ケビン・ロス(米国)
<125ポンド契約/3分5R>
ティファニー・ヴァン・ソースト(米国)
Def.3-0:50-45, 50-45, 50-45
チャジマー・ベラカール(オランダ)
<145ポンド契約/3分5R>
マライペット・サシプラパー(タイ)
Def.3-0:50-46, 49-46, 49-46
ベン・イエール(米国)
<123ポンド契約/3分5R>
ビクトー・サラビア(米国)
Def.3-0:50-45, 50-44, 49-45
サム・ポウルトン(米国)
<155ポンド契約/3分5R>
ジョシュ・シェパード(米国)
Def.1R1分33秒by KO
ジョゼ・ロペス(米国)
<145ポンド契約/3分5R>
ニック・チャスティーン(米国)
Def.4R2分19秒by TKO
トニー・ファウスト(米国)