【Bellator134】動きの悪いソクジュ、ヴァッセルのBM&パウンドで完敗喫す
<ライトヘビー級/5分3R>
リントン・ヴァッセル(英国)
Def.2R3分18秒by TKO
ティエリー・ソクジュ(カメルーン)
間合いを測る両者、ソクジュがまず右ローを見せるがヴァッセルが組んでテイクダウンへ。背中を譲ったソクジュは、持ち上げられ前方に崩されると、バックマウントを取られそうになる。ここでヴァッセルを前方に落としたソクジュが、逆にボディロックからテイクダウンへ。勢いよく倒しにいき、ソクジュは自分が下になってしまう。ハーフのソクジュが潜りにいくも、ヴァッセルが頭部にエルボーを落とす。引き続きパンチを顔面に入れるヴァッセルはトップをキープ。マウント狙いにブリッジをしたソクジュ、すかさずバックに回ったヴァッセルは両足をフックしRNCを狙う。フェイスロック気味に腕を巻いたヴァッセルに背中を取られたままソクジュは初回を戦い終えた。
2R、ソクジュは右ローから左フックを振るい、構えをスイッチ。ヴァッセルは構わずワンツーを放っていく。オーソに戻したソクジュは右ストレート、ヴァッセルは左ジャブから組んでケージにソクジュを押し込むと、アンクルピックで尻餅をつかせる。ケージとソクジュの間に体をいれたヴァッセルが、ここでもバックマウントに。背中が伸びたソクジュの頭部にパンチを落としていく。徐々に勢いの増すヴァッセルのパンチ、動かないソクジュを見てレフェリーが試合を止めた。ソクジュの動き、そして反応の悪さが気になった完敗劇だった。