【SHOOTO】プロ修斗公式戦、ケージ化第一弾は6月21日、広島の闘裸男から
【写真】昨年10月3日に行われた修斗30周年記念パーティーの席でISC(インターナショナル修斗コミッション)鈴木利治事務局長より、ケージ導入が発表され4カ月、いよいよ実現の日が明らかとなった(C)GONGKAKUTOGI
ついにプロフェッショナル修斗公式戦のケージ大会が決定した。17日(火)、6月21日(日)、広島市の広島市中小企業会館で行われる「闘裸男15 ~ DIRECTION OF THE CAGE ~」が、その舞台となることが明らかになっていた。
昨年10月の創立30周年パーティーの席で、日本修斗協会よりケージの導入が明かされ、世界に勝てる修斗を標榜してから4カ月、ついにケージ公式戦の第一歩が示されることとなった。1月の後楽園ホール大会では、既にエルボーの解禁、セパレートタイプの修斗グローブの着用が一部の試合から見られている修斗。一プロモーションという形でなく、協会、コミッション、ライセンスを発行されたプロモーターの集合体であるだけに、鶴の一声で方針が決まり、実施に動くということは難しいが、徐々に世界標準化に向かうことになった。
そんな修斗にあって、初のケージ大会を主宰するのは。TORAO NATION STATE。過去にグラップリング大会と修斗との合体、アマチュア戦にパウンドの導入と、数々の試みを行ってきた──中四国と九州を中心にプロ修斗公式戦を開催している闘裸男が修斗初のケージ興行となるのも、ある意味、頷ける話だ。
現時点で出場選手は樫健一郎、ジャングル伊藤、亀井達朗らが決定している。TORAO NATION STATEの山本陽一代表は「世界で勝てる修斗は広島からスタートします」と高らかに宣言している。