【WEC38】グラップリング・ストライカー、アルドが三連勝
■第7試合 フェザー級/5分3R
ジョセ・アルド(ブラジル)
Def.1R4分15秒/TKO
ロナルド・ペレス(米国)
【写真】WEC34ではペケーニョを下している22歳のブラジル人・アルドが、WECデビューのペレスを一蹴した (C) MMAPLANET
22歳のブラジル人、アルド。昨年6月のWEC34ではペケーニョをエルボーの連打で下している。一方、地元カリフォルニア出身のペレスはこれがWECデビュー戦だ。
オーソドックスで向かい合った両者。ペレスのパンチに、アルドは強烈なローキック、ケージ際に追い込んでのスピンキック、パンチ&ローと軽快に打撃を繰り出していく。
対するペレスも左ジャブを伸ばし、ボディを入れてのコンビネーションを返していくが、アルドのプレッシャーにオクタゴンを周回しながらの反撃だ。
1Rも4分を過ぎたところで、ペレスの左ジャブにアルドがカウンターのヒザ蹴り。この一撃がペレスの顔面を捉えると、ダウンを喫したペレスに追撃のパウンドを放ったところでレフェリーが試合をストップ。グラウンドスキルを披露することなく勝利を挙げたアルドは、客席になだれ込み喜びを爆発させた。