【WEC38】ビルフォート、払い腰からTKO勝利へ
■第8試合 ミドル級/5分3R
ダニーロ・ビルフォート(ブラジル)
Def.1R3分53秒/TKO
マイク・キャンベル(米国)
【写真】ATTのビルフォートが白熱の攻防の末、キャンベルをバックマウントからのパウンドで撃破した (C) MMAPLANET
昨年はIFLにも出場している、ATTのビルフォート(マイク・マッセンジオに一本勝ち)と、WECデビューとなるキャンベルの一戦。サウスポーのキャンベルが、腰を落とし、広いスタンスから左ミドル、左のストレートを放っていく。すると、ビルフォートの蹴り足を掴んで一気にテイクダウンへ。しかし、ビルフォートも下から三角絞めを狙っていく。
すぐさまキャンベルはビルフォートを抱え上げ、豪快なスラムへ。しかし、叩き付けられた瞬間、ビルフォートはラバーガード。これに対し、胸を張って凌いだキャンベルへ、今度は潜って足関を仕掛けていく。
目まぐるしく入れ替わる攻守に、場内は大歓声。スタンドに戻ると、キャンベルのパンチでダウンを喫したビルフォートだったが、立ち上がり、ケージ際で組み付くと見事な払い腰からグラウンドではマウントを奪取、エルボーを叩き込む。
すると、キャンベルが背を向けたところへチョーク、そしてバックマウントから側頭部にパウンドを連打。キャンベルの動きが止まったところでレフェリーが試合をストップした。