【WEC38】ユライア、王座奪還へパルバーを秒殺
■第9試合 フェザー級/5分3R
ユライア・フェイバー(米国)
Def.1R1分34秒/ギロチンチョーク
ジェンス・パルバー(米国)
【写真】両者による“早すぎる”再戦は、ユライアがパルバーをギロチンで沈めた (C) MMAPLANET
昨年他界したジャスティン・エイラーズの名が書かれたTシャツで入場するパルバー。両者は、2008年6月、同じカリフォルニアで行われたWEC34以来、約半年振りの“早すぎる”再戦に臨んだ。
試合は、ユライアが前蹴りからミドル。この足を抱えたパルバーが押し倒すも、ユライアはすぐさま立ち上がり、逆に組み付いていく。
と、こちらもケージ際で踏ん張るパルバーだったが、ここでユライアは左のボディーブロー。強烈な一撃に、パルバーは一気に後退、この勝機にユライアは、右のフック3連打からヒザ蹴り、前のめりに倒れたところでギロチンを仕掛けるとパルバーがタップ。前回の対戦では、5Rを戦い抜いた両者の再戦は、ユライアの一方的な展開で幕を閉じた。
勝ったユライアは、マイク・ブラウンとの再戦、フェザー級王座挑戦をアピール。オクタゴンサイドで観戦するブラウンも“来い来い”とテレビカメラに向かってアピールしていた。