【Bellator135】フランソワ・カルモン、ベラトール初陣。鉄人2世は2戦目へ
【写真】地味強の代表格のようなカルモンのベラトールデビューと2戦目の出場が決まった鉄人2世ライアン・クートゥアー (C)MMAPLANET&KEITH MILLS
3日(火・現地時間)、Bellatorより3月27日(金・同)にオクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールドカジノで開催されるBelaltor135の追加カードが発表された。
王者ジョー・ウォーレンにマルコ・ロウロが挑戦するベラトール世界バンタム級選手権試合、前王者ドゥドゥ・ダンタスがバンタム級転向を果たしたマイク・リッチマンと対戦する一戦、さらに日本の所英男がLD・デイビスと対戦する同大会。今回、追加カードとしてアナウンスされたのはミドル級のフランソワ・カルモン×ギルヘルミ・ヴィアナ、ライト級のダコタ・コクラン×ライアン・クートゥアーの2試合だ。
フィジカルの強さとGSP的な盤石ファイトでオクタゴン6連勝を飾ったのち、ホナウド・ジャカレ、CB・ダラウェイ、そしてターレス・レイチに3連敗しUFCをリリースされたカルモンのベラトール・デビューが決まった。終盤こそ結果が残せていないが、それまでにコスタ・フィリッポウ、ロレンツ・ラーキンらを下すなどトップ10の実力は持っている。
それでいてリリースされたのだから、試合内容があまり評価されていなかったという捉え方もできるカルモンだが……。そんな彼がTUF BR03出場のヴィアナと戦うわけだが、このあたりの人選は元UFCという一点に絞ってのものなのか、エキサイティングなファイト優先のスコット・コーカーの思考とは一致しない。そんなカルモンのSpike初登場、UFC時代には彼の試合では常にGSPがセコンドについていたが、レジェンドがコーナーマンとはいえUFCの敵対プロモーションのTVに映り込むのかも注目したい。
もう一つの試合は鉄人2世=ライアン・クートゥアーのベラトール2戦目、対するダコタ・コクランもタイガー・サルナフスキーに敗れて以来、ローカルショーでの1勝を挟んでのベラトール出場となる。遠い距離からの打撃+クリンチ・ファイターのクートゥアーだが、コクランは打撃も柔術も使いこなすウェルラウンダー、決して簡単な相手ではない。