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【Bellator132】2015年ベラトールの戦い初めはフレイレ×ストラウス、世界フェザー級戦から

Freire vs Straus【写真】前回の試合ではストラウスの良さを消すために、徹底した接近戦と遠距離から大きな動きを見せて勝利したフレイレ。両者とも当時とは違う武器を持っているので、かなりの激戦が予想される(C)KEITH MILLS

16日(金・現地時間)、カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾート& カジノでBellator132「Pitbull vs Straus」が開催される。本格的に月イチ興行体制となり、ビヨン・レブニー時代と決別を図るベラトール。その第一弾のメインは世界フェザー級選手権試合=王者パトリシオ・フレイレ×挑戦者ダニエル・ストラウスが行われる。

昨年3月、パット・カーラン戦の大逆転劇で王座を失ったストラウス。対するフレイレは9月にそのカーランを下し王座戴冠となった。そんなベラトール・フェザー級の頂点の座を掛けて戦う両者は、2011年5月にシーズン4フェザー級決勝で対戦しており、その時はフレイレが判定勝ちを収めている。

フレイレは長いリーチを生かし、パンチで距離をとって要所でテイクダウンを狙うストラウスに対し、徹底したテイクダウンディフェンスを見せ、その動きを封じこんだ。そして逆にパンチに意識を向かわせてダブルレッグを決めるなど、ポイントメイクでも巧妙さを見せつけ、判定勝ちを手にしている。いつものような倒すファイトでなく、遠距離で大きなアクション、テイクダウンに至らない組技でもリフトして足から落とすなど、アピール度の高い動きが多かった。

あれから3年8カ月、フレイレはゲーム巧者の面も見せつつ、打撃に磨きを掛けてここ最近は5連勝中、3試合をパンチでTKO勝ちという結果を残している。一方、ストラウスも王座を失ってから初めての試合となった10月のジャスティン・ウィルコックス戦では、見事な左フックで勝利。これまでの身を守るために使っていたリーチを、攻撃面に転用した見事な一撃だった。

この一戦を前に「俺は変わった」と意気込んでいたストラウスだが、無暗に攻撃的になると、そのリーチが仇となることが予想される。フレイレの素早く力強い踏み込みにより懐に入られ、強烈なフックを被弾する可能性が高くなる。反面、ストラウスが前回の対戦よりも、より攻撃的になりつつも無茶をしない戦術を立て、施行できればフレイレにとっては戦いづらい、非常にタフな初防衛戦となることが予想される。

■ Bellator132対戦カード

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
[挑戦者] ダニエル・ストラウス(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
ジョージ・カラキャニャン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴァージル・ズイッカー(米国)
ヒューストン・アレクサンダー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マリウス・ザロムスキー(リトアニア)
フェルナンド・ゴンザレス(米国)

<ライト級/5分3R>
デレック・アンダーソン(米国)
ダニー・ナバーロ(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ヘレラ(米国)
ルーク・ボンドレ(コンゴ)

<バンタム級/5分3R>
ファビアン・ゴンザレス(米国)
アルバート・モラレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ファブリシオ・グェレーロ(ブラジル)
ニック・ピエモント(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョナサン・リベラ(米国)
スティーブ・コゾラ(米国)

<239ポンド契約/5分3R>
エベレスト・カミングス(米国)
ヘクター・カリーリョ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー(米国)
ジョン・ソルター(米国)

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